野村証券に「はじめてのNISA」シリーズ 、新規インデックスファンド5つが登場

野村アセットマネジメントは、日本株と外国株などのインデックスファンドを7月10日に新規設定することを発表しました。

日本株と外国株の5つのファンドを新規設定

野村アセットマネジメントが新規設定するファンドの情報はこちら。

野村アセットマネジメント

お知らせ
06/23
低コストインデックスファンド「はじめてのNISA」シリーズ(愛称:Funds-i Basic)を新規設定

野村アセットマネジメント株式会社は、7月10日に低コストインデックスファンド「はじめてのNISA」シリーズ(愛称:Funds-i Basic)を、

追加型株式投資信託5ファンドで新規設定し、運用を開始します。

野村證券株式会社が7月10日に取り扱いを開始し、順次取り扱い販売会社の拡大を予定しています。

■ファンド名
1.はじめてのNISA・日本株式インデックス(日経225)
2.はじめてのNISA・日本株式インデックス(TOPIX)
3.はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500)
4.はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)
5.はじめてのNISA・新興国株式インデックス

■インデックス
1.日経225
2.TOPIX
3.S&P500
4.MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス
5.MSCI エマージング・マーケット・インデックス

■販売会社
野村証券株式会社
野村信託銀行株式会社

■買付手数料
なし

■信託報酬
1.0.143%(税込)/年
2.0.143%(税込)/年
3.0.09372%(税込)/年
4.0.05775%(税込)/年
5.0.1859%(税込)/年

■信託財産留保額
なし

■設定日
2023年7月10日

■決算日
6月3日

まとめ

野村アセットマネジメントが新規設定をした5つのインデックスファンドについてご紹介しました。

他社との信託報酬(税込)の比較はこうなりました。

■日経平均
SBI・iシェアーズ・日経225 インデックス・ファンド 0.1133%
はじめてのNISA・日本株式インデックス(日経225) 0.143%
ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.143%
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 0.143%
たわらノーロード 日経225 0.143%
PayPay投信 日経225インデックス 0.143%

■TOPIX
SBI・iシェアーズ・TOPIX インデックス・ファンド 0.1133%
はじめてのNISA・日本株式インデックス(TOPIX) 0.143%

ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.143%
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 0.143%
iFree TOPIX インデックス 0.154%

■S&P500
はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500) 0.09372%
たわらノーロード S&P500 0.09372%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.09372%
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド 0.0938%
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド 0.0938%

■全世界株式
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー) 0.05775%?
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.1133%
たわらノーロード全世界株式  0.1133%
Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式) 0.05775%?

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
PayPay投資信託インデックス 全世界株式 0.0983%
SBI・全世界株式インデックス・ファンド 0.1102%
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド 0.1338%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 0.195%

■新興国株式
SBI・V・新興国株式インデックス・ファンド 0.1438%
はじめてのNISA・新興国株式インデックス 0.1859%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 0.1859%
たわらノーロード 新興国株式 0.1859%
My SMT 新興国株式インデックス(ノーロード) 0.187%

今回新規設定をしたS&P500連動商品は最安水準となりました。

オール・カントリーについては、偶然にも?Tracersと信託報酬が0.05775%と並んでおり、野村アセットマネジメントは以下のように明記しています。

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)」運用管理費用(信託報酬)は業界最低水準*2です。

*2
2023年5月末時点。ファンドの対象指数と同一の指数を対象とする追加型公募株式インデックスファンド(ETF、DC専用、投資一任向けを除く)の運用管理費用(実質投資信託報酬率等を含む信託報酬率)について当社調べ。

以下、Tracersの信託報酬が”安いように見える”理由です。

投資信託、信託報酬の引き下げ競争 最安ファンドを買うことがすべて?
来年から始まる新NISAで顧客を獲得しようと各社が投資信託の信託報酬の引き下げ競争をしています。投資家としては大変うれしいことではありますが、最安のファンドを買うことが全てなのでしょうか?

信託報酬が最安水準かは、この情報だけでは正確な判断はできないですね。突っ込みどころはみなさん同じなので、そのうち情報が出てくるでしょう。

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)の有価証券届出書より

 

このコストの探り合いみたいなことはしたくないです…。商品を買う上で「正しい値段」を教えてください。と言っているだけなのですが、おかしなことですかね?

店頭の野菜の価格を100円で表示していて、お会計で「実は120円でした」って言ったら確実に問題になります。

金融庁さん、業界の「コスト表記」について統一してもらうよう指示をお願いします。
m(_ _)m

 

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