マイナンバーカードと一体化された健康保険証の運用が4月1日から開始されました。
しかし、マイナンバーカードを持っていても健康保険証と紐づけをしていないと割高な受診料を支払うことになってしまいます。
健康保険証を登録するメリット
マイナンバーカードに健康保険証を登録すると以下のようなメリットがあります。
1.利用時のメリット
・高額な医療費が発生した場合、一時的に自己負担したり限度額適用認定証の申請手続きをする必要がなくなる
・WEBのマイナポータルから受診記録が参照できるため、領収書の保管・提出する必要がなくなる。よって簡単に医療費控除申請の手続きができるようになる
・就職・転職・引越しなどをしても新しい健康保険証の発行を待たずに医療機関・薬局などを利用することができる
※マイナンバーカードの申込み期限:2023年2月末
※マイナポイント申込み終了日:2023年9月末
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健康保険証の登録方法
マイナンバーカードに健康保険証を登録するには以下の4つの方法があります。
2.パソコンにアプリをインストールしてアプリで登録
※ICカードリーダーが必要
3.セブン銀行ATMで登録
4.各自治体の役所などで登録
あくまでも自分でできない方向けの登録の補助です。登録自体はスマホなどで行います。対応していない自治体もありますので、お住まいの自治体などにお問い合わせください。
スマートフォンでの登録手順
対応機種の確認
ご利用のスマホが対応機種であるか確認をしてください。
アプリのインストール
iphoneは「App Store」、Andoroidであれば「Google Play ストア」で「マイナポータル」のアプリを検索しインストールをする。
または、以下のQRコードからインストールをしてください。
iOS
Android
登録手順
※「NFCが起動できませんでした」等のエラーが表示された場合はスマホの設定画面で「NFC/おサイフケータイ」をONにする
※機種によって読取位置が異なるので以下で確認をしてください
Android
6.マイナカードの読み取りが成功すると以下の画面が表示されるのでカードを外す
Q.保険証の登録が出来ているか確認する方法はありますか。A.マイナポータルの「申込状況を確認」において、「健康保険証としての登録状況」で確認ができます。
(https://web.hir.myna.go.jp/Accept/checkStatus)登録が完了した場合は、健康保険証としての登録状況に「登録完了」と表示されます。被保険者番号との紐付作業を行っている途中の申込分等は、「システム準備中のため、しばらくお待ちください。2021年3月までに登録完了予定。」と表示されます。
マイナポータルより
まとめ
マイナンバーカードへの健康保険証の登録方法をご説明しました。医療機関で利用される前に登録を行い、無駄な費用は払わないようにしてくださいね。
マイナンバーカードの人口に対する申請率は76%を超えています。
しかし、登録をしないと健康保険証と紐づかないことを多くの人が理解していないので、医療機関を受診して初めて健康保険証として利用できないことを知り、割高な受診料を払っている方も多いようです。
Q.マイナンバーカードと健康保険証を一体化し、紙の健康保険証を2024年秋をめどに廃止すると聞きました。マイナンバーカードを健康保険証として使える医療機関も少なく、従来の健康保険証よりも診療報酬が高くなると聞きましたが本当ですか。
A.現在、保険証利用に必要な顔認証付きカードリーダー等(オンライン資格確認等システム)の設置が進んでおり、
2023年4月からは、全ての医療機関・薬局において、マイナンバーカード保険証を利用して受診ができるようになります。
なお、マイナンバーカード保険証を利用した際の自己負担額は、2022年10月より改定されています。
医療機関で、マイナンバーカードを保険証利用した場合は初診料6円、従来の保険証で受診した場合等は初診料12円の負担となり、マイナンバーカード保険証を利用した方の費用負担が余計にかかるということはなくなりました。
デジタル庁ホームページより
正直なところ、マイナンバーカードへの移行は現時点では多くの人にとって大したメリットにはなりません。
多くの税金を使ってマイナンバーカードの事業を行っているのですから、対策をしていただき本当に利便性が上がるようなシステムを構築していただきたいものです。
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