楽天モバイルを固定回線にして支出を大きく削減 メリットとデメリット

何かと世間を騒がせ、よい評判を聞かない楽天モバイル。しかし、自宅の固定回線にすることで無制限のデータを格安で利用することができる多くの方にとってベターな選択肢となる可能性があるキャリアです。

固定回線は楽天モバイルの一択

今まで自宅の固定回線として契約していたWiMAXの3年もの長期契約がようやく終了したため、楽天モバイルに乗り換えました。

割高、長期縛り、サービスレベル最低と三拍子そろった「GMOとくとく○○」とお別れができてとってもハッピーです。

固定回線で光回線までの速度を必要としない多くの方にとっては、現時点では楽天モバイルの一択となります。

楽天モバイルが最適な理由

無料電話、無制限データ、そこその速度の回線が期間縛りなしに月額3,278円で利用できる
固定回線の料金は国のメスが入らなかったため、モバイル回線と比較し競争がなく今だに長期縛りがあり、割高な料金体系が続いています。
ここで登場したのが2020年に本格的に参入した楽天モバイルです。
当初はパートナー回線でしか接続できないエリアも多かったですが、人口カバー率は98%以上(2022年10月時点)となり、都市部では問題がないレベルになっています。

 

楽天モバイルのメリットとデメリット

固定回線としての楽天モバイルは総合的にはかなり優秀で他のキャリアを大きく引き離していますが、よいことばかりではありません。

メリットとデメリットについて解説します。

楽天モバイルのメリット

楽天モバイルのメリットです。

・データが無制限で利用可能
・通信速度がそこそこ速い
・電話が楽天リンクアプリでかけ放題無料
・月額最大3,278円で安い
・契約期間の縛りがない
・契約、解約の事務手数料がない
・固定回線の電話番号が手に入る
・モバイルWiFiとして持ち歩きが可能
固定電話、光回線、モバイルWiFiの3つの用途を満たして月額3,278円はコスパ最強です。
 

楽天モバイルのデメリット

楽天モバイルのデメリットです。
・楽天回線が受信できないエリアではデータが無制限で使用できない
(パートナー回線は最大5GBまで。超過後は1Mbpsの速度制限あり。)
・回線品質が大手3大キャリアより劣る
・一戸建てなど電波を広域で利用する場合は専用ルーターが必要
・大家族での利用には無理があるかも
楽天モバイルを固定回線にする上での前提条件は、楽天回線が常時受信できるエリアであることです。
楽天回線を受信できないエリアの場合は残念ながら楽天モバイルを利用するメリットはないです。
 
デメリットはずばり回線品質です。ドコモ、KDDIなど大手キャリアの回線と比較すると不安定さは明らかです。
楽天モバイルはつながり易いプラチナバンドという電波を使用していないため、下り速度で検証すると例え同等の速度が出ていたとしても短時間の速度にバラつきがあります。
 
モバイルWiFiと同じことが言えますが、広域、大人数で利用するには回線が貧弱で電波が弱いため、家族構成と自宅の種類によっては機器の増強を必要とし利用困難なケースもあるでしょう。
 
事務手数料や期間のしばり、違約金などはないので、契約をしてみて利用可能であればラッキー、ダメならすぐに解約すればよいだけです。その際にかかる費用は1,078円(3GBまで)なのでリスクはほとんどありません。
 

楽天モバイル以外の選択肢

以下は楽天モバイル以外の選択肢です。コスパとしては楽天モバイルが圧倒的です。
1.楽天モバイル
データ無制限のスマホ
契約:縛りなし
事務手数料:0円

本体価格:
Rakuten Hand 5G 実質1円/3001円
Rakuten WiFi Pocket 2C 実質0円/3000円

月額利用料:
3GB以下 1,078円
3GB超~20GB以下 2,178円
20GB超~無制限 3,278円

2.ドコモ home 5G 
データ無制限のホームルーター
契約:縛りなし
事務手数料:0円(オンラインショップのみ)
本体価格:39,600円(月々サポートで月1,100円×3年間)※一部の量販店では一括0円
月額利用料:4,950円

home 5G コンセントに挿すだけ!工事不要で簡単にすぐ使える!| ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
かんたん設置ですぐに使える5G対応ホームルーター。条件を満たした方にはdポイント(期間・用途限定)15,000ポイント進呈!

その他、データ無制限ではないですが月100GBに収まる方であれば以下の選択もあります。

4.ahamo
月100GBまで利用が可能なスマホ
契約:縛りなし
事務手数料:0円
本体価格:SIMフリーでahamoに対応している端末であれば利用可

月額利用料:
ahamo大盛 100GB 4,950円
ahamo 20GB 2,970円

ahamo
ahamoのオフィシャルウェブサイトです。ahamoのご契約を検討される方はこちらへ。オンラインで受付可能な条件無しの20GB2,970円(税込)。
 

  楽天モバイルの詳細と申し込み(公式サイト)

 

楽天モバイルを固定回線で利用する方法

楽天モバイルを一番簡単に固定回線として利用する方法は、楽天モバイルで売られているスマートフォンを購入し、モバイルWiFiとして使用するイメージになります。

自分のスマホと固定回線用のスマホを兼用してもよいですが、テザリングはバッテリーへの負荷が大きいので私は分けて使用しています。

1.楽天モバイルでスマホAを購入する
2.スマホAにWiFiテザリングの設定をする
3.他のスマホ、パソコン、タブレットからWiFiでスマホAを経由してインターネット接続をする
購入するスマホは5Gに対応している端末であればどれでもよいのですが、私は一番安いRakuten Hand 5Gを購入して利用しています。 
今なら1円で購入することができます!

2023年4月14日から「Rakuten Hand 5G / Rakuten WiFi Pocket 1円キャンペーン」を実施しています。
条件は回線の申込と Rakuten Hand 5G か Rakuten WiFi Pocket 2C の購入だけです。今まで過去に楽天モバイルを契約されていた方は3001円でしたが、今なら1円で購入することができます。

  楽天モバイルの詳細と申し込み(公式サイト)

 
 
この端末であれば楽天モバイルを初めて契約する方は実質1円、過去に契約をされていた方でも3001円で購入が可能です。
 

楽天モバイルで販売されているRakuten WiFi Pocket 2C/2BなどのモバイルWiFiを購入してもよいですが、その場合は無料電話や5G回線を利用することはできません。

 

また、Rakuten Turbo 5Gというホームルーターが発売されましたが、本体価格が41,580円、月額使用料は1~3年:3,685円、4年~:4,840円と非常に高いため、メリットはありません。

 

  楽天モバイルの詳細と申し込み(公式サイト)

 

まとめ

楽天モバイルのメリット、デメリットと固定回線で利用する方法についてご紹介をしました。

インターネットを利用している方の多くの人にとってベストではないですが、非常にコスパがよいのでベターな選択肢になることは間違えありません。

 

楽天モバイルが向いている人は多くのギガを使う方でコストを優先し通信品質はそこそこで不満がない人です。

インターネットの用途が動画、ホームページの閲覧であれば全く問題ありませんが、オンラインゲームなどで最高品率の速度を求める方にはおすすめはできません。このような方は光回線一択となります。

基地局からの距離で条件は人によってまちまちだとは思いますが、私が利用している都市部の環境で下りの速度は5~50Mbps程度で平均すると20~35Mbpsぐらいです。

ごく稀に体感的に遅いと感じると10Mbps以下であることがありますが、動画が見れなくなってしまうということはありません。

下りの速度は50Mbps以上は出ず明らかに50Mbps以下に抑えられています。

楽天モバイルが公表している5Gエリアに入っていたので5Gでの通信を少し期待していたのですがスマホ画面に断片的に5Gが表示はされますが通信はできませんでした。

5Gが当たり前に利用できるまではもう少し時間がかかりそうです。

楽天モバイルのホームページに速度制限について以下のような記載があります。

※無制限は楽天回線エリアのみ。公平なサービス提供のため速度制限の場合あり。エリア外は最大1Mbps

WiMAXから楽天モバイルに切り替えた月に250GB以上(20GB/日の利用あり)使いましたが、速度制限と思われるような速度低下はありませんでした。

今後、利用者が増えると速度制限されることがあるかもしれませんが、環境が変化した時は自分にとって一番よい選択をしていけばよいだけです。

 

満足度を下げることなく削れる支出はどんどん削り資産を最大化していきましょうね。

  楽天モバイルの詳細と申し込み(公式サイト)

 

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