住宅ローンを変動金利で利用している方は多いですが、政策金利が上昇した場合、どのような状況になってしまうのでしょうか。金利について正しく理解をした上で対策をしましょう。
変動金利を使っている人が理解し対策すべきこと
日経新聞さんの住宅ローン金利に関する記事はこちら。
変動金利の住宅ローンに8つの誤解 返済負担どう変わる お金を殖やすツボとドツボ(62) 編集委員 田村正之 - 日本経済新聞
ハナ 日銀の金融政策決定会合が6月15〜16日に開かれる。住宅ローンを抱える人は、金利政策が気になるね。岡根 住宅ローンには大きく分けて、借りた後は金利が変わらない固定金利と、半年ごとに見直される変動金利がある。固定金利は10年物国債などの...
分かり易くまとめると。
■住宅ローン金利の種類
固定金利
・借りた後は金利が変わらない
・10年物国債などの長期金利の影響を受ける
固定金利
・借りた後は金利が変わらない
・10年物国債などの長期金利の影響を受ける
変動金利
・半年毎に金利が見直される
・短期政策金利の影響を受ける
■住宅ローンを変動金利で借りている人が理解すべきこと
大手銀行などでベースになるのは、優良企業向けの貸出金利である短期プライムレート(短プラ)。そこに1%上乗せしたのが基準金利。
まとめ
住宅ローンの変動金利についてご説明をしました。きちんと理解をして変動金利を選択している方は少ないのではないでしょうか。
今後、政策金利上昇の雰囲気も漂っている状況で住宅ローンを変動金利で借りている人ができる対策です。
■変動金利で借りている人の対策
・金利が上昇しないうちに早めに返済
・金利上昇時には繰り上げ返済をして急いで返済
・固定金利への変更を検討している方は、早めに変更する
・金利が上昇しないうちに早めに返済
・金利上昇時には繰り上げ返済をして急いで返済
・固定金利への変更を検討している方は、早めに変更する
まず、そのまま変動金利でいくのか、固定金利に切り替えるのかを決め、特に固定金利に変更する場合は、早く動いた方がいいでしょう。
メガバンクなどでは既に今年1月から固定金利を引き上げています。
1月の住宅ローン固定金利、約9年半ぶり高水準 大手5行 - 日本経済新聞
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資金的に余裕のある方は、「変動金利が上がらないうちに早く支払ってしまう」でよいとは思いますが、その際にも借り換えで、より低い金利にできないか検討すべきです。
金額が大きいだけコンマ数パーセントの違いは大きいです。
変更金利上昇時の5年ルールについては、よくない制度なのではないでしょうか。
なぜなら、「今月から5年ルールが適用されます!」とは誰も教えてくれなさそうなので、気が付いた時は状況がより悪化している可能性があります。
金利上昇で支払い額が増えるのであれば、その時に焦って対応しようとするでしょうから。
ペアローンについては論外です。離婚をした時のリスクが大きすぎです。そんなことはあり得ないと思っているあなた、男女はいつどうなってもおかしくありません。
既に組んでしまった方の対策としては、通常の単独ローンに切り替えることしかなさそうです。切り替えはできるようですが、詳しいことは分からないので検討される方は調べてみてください。
知れば、考えれば考えるほど住宅ローンは恐ろしいものですね。住宅ローンを組んでいる方は対策をしてサクッと?返済を終わらせてしまいましょう。
変動金利についてはこちらでも語っています。
ホンマに恐ろしい住宅ローン あなたの変動金利は大丈夫!?
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