「PayPay投資信託インデックスファンドシリーズ」に全世界株式と先進国株式が新規設定

「PayPay投資信託インデックスファンドシリーズ」に全世界株式と先進国株式のファインドが6月28日に新規設定されPayPay証券で販売されます。

業界最安で全米国株式に投資が可能

業界最安水準で全世界株式、先進国株式に投資できる商品がPayPay証券で販売されることが分かりました。

情報はEDIT(金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム)です。

PayPayアセットマネジメント会社が有価証券届出書を6月12日に提出しています。

ファンド名:
1.PayPay投資信託インデックス 世界株式
2.PayPay投資信託インデックス 先進国株式

ベンチマーク:
1.FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

2.FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックス

販売会社:
PayPay証券株式会社

買付手数料:
なし

信託報酬:
1.0.0983%(税込)/年
2.0.0906%(税込)/年

信託財産留保額:
なし

設定日:
2023年6月28日

決算日:
7月15日

まとめ

PayPay証券から新たに販売される全世界株式と先進国株式の2つの商品についてご紹介をしました。

全世界株式、先進国株式の他社との信託報酬(税込)の比較はこうなりました。

■全世界株式

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

PayPay投資信託インデックス 全世界株式 0.0983%

SBI・全世界株式インデックス・ファンド 0.1102%

SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド 0.1338%

楽天・全世界株式インデックス・ファンド 0.195%

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.1133%

たわらノーロード全世界株式  0.1133%

Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式) 0.05775%?

■先進国株式

FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックス

PayPay投資信託インデックス 先進国株式 0.0906%

SBI・先進国株式インデックス・ファンド 0.1022%

MSCIコクサイ・インデックス

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.09889%

たわらノーロード先進国株式 0.09889%

ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.09889% 

PayPay全世界株、先進国株はベンチマークに関わらず最安のファンドとなりました。
ベンチマークが複数あることが複雑にしていますね。
FTSEとMSCIの違いは簡単に説明するとFTSEは「大型株+小型株」、MSCIは「大型株」に投資をしているため、投資銘柄数は「FTSE > MSCI」となります。
 
一番大切なリターンはベンチマーク別でどうなのか、3年のトータルリターンで比較するとこうなりました。(※SBI証券のデータで比較)
■全世界株式

FTSE:SBI・全世界株式インデックス・ファンド 20.29%

MSCI:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 20.56%

■先進国株式

FTSE:SBI・先進国株式インデックス・ファンド 20.79%

MSCI:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 22.23% 

いずれも、MSCIの方がリターンが高くなりました。
現時点のリターンがMSCIの方が高いからこのベンチマークが優秀というわけではなく、昨年の弱気相場から立ち直りつつある現在の環境によるものが大きいです。
今後、小型株が強くなってくるでしょう。
 
信託報酬だけで見るとベンチマークに関わらず、「PayPay投資信託インデックス 世界株式」と「PayPay投資信託インデックス 先進国株式」が現時点では最安の商品となりました。

よい商品だけに、PayPay証券以外でも販売してくれるとうれしいですね。

eMAXIS Slimはベンチマークが違うという理由で今回もコストは下げなさそうです。。

 

 

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