SBI証券とマネックス証券に「たわらノーロード S&P500」が登場

SBI証券とマネックス証券にS&P500に連動する手数料が業界最安の「たわらノーロード S&P500」が3月30日の予定で設定されます。

業界最安でS&P500に投資が可能

業界最安でS&P500に投資ができる商品がSBI証券やマネックス証券などで販売されることが分かりました。

情報元はEDIT(金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム)です。

アセットマネジメントOne株式会社が有価証券届出書を3月14日に提出しています。

ファンド名:
たわらノーロード S&P500

ベンチマーク:
S&P500

販売会社:
株式会社SBI証券
マネックス証券
長野証券株式会社

買付手数料:
なし

信託報酬:
0.09372%程度(税込)/年

信託財産留保額:
なし

設定日:
2023年3月30日

決算日:
10月12日

実際の運用コストは運用後の報告書を確認しないと分かりませんが、販売されているS&P500インデックスに連動(米国ETFのVOOと同じ)する投資信託の中では最安の信託報酬 0.09372%となります。
・たわらノーロード S&P500 0.09372%
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.09372%

まとめ

SBI証券やマネックス証券などで販売されるS&P500に最安で投資ができる新しい投資信託、「たわらノーロード S&P500」についてご紹介をしました。

各社、年度末になって全米株式と同様にS&P500についても新しい商品を立ち上げてきました。

S&P500がベンチマークの投資信託は信託報酬が安い順に以下のようになります。ここまでくると誤差の範囲で潜在的な実力は同じだと思ってよいです。

それだけに運用時に発生するコストを含めた実質コストが重要になります。今後、一人勝ちのeMAXIS Slim以外の商品がどれだけ運用を効率化できるかがカギになってきます。

1.たわらノーロード S&P500 0.09372%
1.eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.09372%
2.SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 0.0938%
2.iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド 0.0938%
アセットマネジメントOneの「たわらノーロード」インデックスファンドシリーズの米国株への投資商品は「たわらノーロード NYダウ」だけで今回の商品で強化する形になります。
「たわらノーロード」は投資信託の先駆け的な存在で昔から実質コストが低く良い商品ではありますが後発のeMAXIS Slimが強くなかなか1番をとることはできませんね。
私は「たわらノーロード先進国株式」を僅かながら保有しています。
 
来年から新NISAが始まるタイミングで競争をしていただき投資環境をより良くしてくれるとうれしいですね。今後も各社の競争に期待しています。
 
 
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が 「たわらノーロード S&P500」に対抗し信託報酬の引き下げを発表しています。
【追記】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)信託報酬を引き下げ
三菱UFJ国際投信株式会社はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬率の引き下げを行うことを発表しています。

3月22日には最安で全米株式に投資できる「PayPay投資信託インデックス アメリカ株式」が販売を開始します。

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PayPay証券に米国全ての株式に投資をする手数料が業界最安のPayPay VTI(PayPay投資信託インデックス アメリカ株式)が3月22日の予定で設定されます。

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