米国株価指数S&P500の今後の見通し 投資家は痛みに備えるべき 年内は下落し底はまだまだ

米国株価指数は今年の安値をまだ付けておらず、株式投資家はさらなる痛みに備えるべきだとモルガン・スタンレーでは語っています。

米国株価指数S&P500の今後の見通し

モルガン・スタンレーのストラテジスト兼最高投資責任者(CIO)のマイク・ウィルソン氏は、ブルームバーグのインタビューに対して以下のように語っています。

S&P500株価指数について

「たいてい最後に下げる」
「6月の安値を下回らざるを得ない」

S&P500の水準について

「グロース・リセッション(完全な景気後退にはいたらないが成長率鈍化が続く状態)、もしくはソフトランディング(景気の軟着陸)の場合は3400」

「正式なリセッションにおちいった場合は3000近くまで下がり得る」

「底値を予測するのは困難だが少なくとも次の1-2四半期は下落方向だ」

S&P500下落の理由

「株価収益率(PER)は間違っている。それは米金融当局がタカ派になるからではなく、株式市場が業績見通しについて楽観的過ぎるからだ」

S&P500の底

「業績が下方修正され、PERは下がり始めるだろう。その過程で、おそらく9-12月のどこかで相場は底入れする」

米金融当局の政策について

労働市場データとインフレという2つの遅行指標をとりわけ重視することから、政策は「常に出遅れる設計になっている」

労働市場が崩れる頃にはリセッションにおちいっていることは明白。
「そのときには既に手遅れだ」

出典:Bloomberg

 

まとめ

モルガン・スタンレーのマイク・ウィルソン氏が語る米国株価指数S&P500の今後の見通しについてご紹介をしました。

S&P500の水準
・ソフトランディング:3400
・ハードランディング:3000

底入れ時期
・9~12月

 
9月2日の終値が3924ですので、彼の予想によるとここから以下の比率で下落するということです。
・ソフトランディング:-13%
・ハードランディング:-23%
 
キビシー。精神的な鍛練がこれから続きそうです。しかし、この下げより今後リセッションとなり長引くのであればその方が恐ろしいです。
とはいえ、大幅に下げることになれば買っていきます。
 
市場が総悲観の時にこそ、淡々と買っていきましょうね。
 
 
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