金融教育の義務化で貯蓄から投資への動きが始まる?

2022年4月から高校での金融教育が義務化されました。まだ金融教育が始まって1年程度ですが、効果は出てきているのでしょうか?

貯蓄から投資への動きが始まるのか

東証マネ部、三井トラスト・アセットマネジメントさん。

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金融教育に関する結論としては以下のように語っています。

金融教育によって正しい知識を持った上で投資を始めるようになれば、貯蓄から投資の動きも更に活発になると期待できそうです。

金融教育の有無で行動に大きな差

金融広報中央委員会がおこなった「金融リテラシー調査2022年」によると金融教育の有無で学生の行動に大きな差があるとのこと。

・学生の株式投資経験者の割合は金融教育の有無で大きな差があり、投資への第一歩を踏み出させる動機付けとして一定の成果はあった

・教育の効果はまだまだ不十分

・商品特性を十分理解した上で「身の丈に合った」リスクをとっていれば良いが、株価が大きく上がっている、友人が買っているといった理由で投資を始めるようだと心配

20代は投資額が増加傾向

2018年と2021年との比較で20代前半が月収から金融商品に投資する割合は増えていることが分かります。

・投資をする人は1割程度減少し、コロナ禍による経済状況の悪化があったものとみられる

・男性は収入の50%以上、女性は10%~30%を投資する人が増加

・投資をしていた人が更に投資割合を増やすなど、実質賃金が低下する中で貯蓄から投資にシフトする動きが始まっているのかもしれない

まとめ

アンケートからの金融教育の効果と若年層での投資行動についての考察についてご紹介をしました。

これだけの調査内容で金融教育の効果を語ることはできませんが、私からすると学生で株を売買すること自体がすごいと思ってしまいます。^^

10代、20代で簡単に世界へ投資する環境が揃っていることがうらやましく、そして正しくその環境を生かすことができれば将来安泰であると感じます。

質問の「損失回避傾向が強い」については傾向が強いとNGという判断なのでしょうか?

株価が下がった時に売ってしまう。ということなのでしょうが?必ずしもこの傾向は悪いとは思いません。

自分で考えた上での損切りなどであれば全く問題なく、むしろ正しい判断です。

大事なのは相場に一喜一憂するのではなく「自分で考え判断をする」ことです。

何事も“教育“だけでは身に付くことはなく「小さく実践するのみ」ですね。私もそうだったように失敗しながら憶えていくのです。

投資を始めた30代前半では日本株をたいして調べもせず、短期売買を繰り返し損失を出していました。。

こちらでもご紹介をしていますが近年、20,30代の投資意欲は急速に高まっています。

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収入の50%を投資にまわしているとは、もはや変態ですね。^^ 頼もしい限りです。

若年層は投資に活路を見いだしているという、給与が上がらない少子高齢化の社会に適応をしているという、ごく自然な動きです。

「みんなと同じことをすることが大好きな国民性」なので、身近に投資をしている人が増えてくるとこの流れは若年層を中心に一気に加速していくことでしょう。

 

自身で考え論理的な選択をすることで、明るい人生をともに歩んでいきましょう!

 

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