eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)が驚異的な売上を記録

2024年も1ヶ月が過ぎてしまいましたが、引き続き「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」がバカ売れしているようです。

資金流入額はオルカンが5週連続トップ

日経新聞さんの記事はこちら

新NISA1カ月、オルカン3400億円流入 海外熱は為替材料 - 日本経済新聞
新しいNISA(少額投資非課税制度)が始まって1カ月がたった。投資信託の動向をみると、外国株式で運用する投信への資金流入が目立つ。外国為替市場では、個人の海外投資意欲の高まりが時間をかけて円安・ドル高圧力をもたらすとの見方が出ている。新NI...

要点をまとめると。

新NISAが始まった1月、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に約3400億円、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に約2000億円の資金が流入。

「オルカン」への資金流入額は前月から3倍、前年同月比では8倍。

・中長期的な観点からみれば、為替市場の取引高対比でNISA関連の円売りフローは微々たるものであり、恒常的な円安トレンドを作るようなものではないと考えられる

・一気に円安方向に押し下げるというよりは、ボディーブローのように円安圧力を強めていくもの

・投資に興味のなかった個人の間に外貨建ての投資が広がったり、海外勢が個人による円売り需要を見越して円を売ったりする行動が起きやすくなる

ウェルスアドバイザーさんは、2024年1月22日から26日までの純資金流入額についてこのように書いています。
お探しのページが見つかりません。|投資信託のウエルスアドバイザー
更に分かりやすく、直感的にファンド検索。絞り込みや並び替えにてランキング確認。NISAの対象区分やベンチマークでも検索可能になりました。
2024年1月22-26日の純資金流入額1位は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」で5週連続のトップで、約565億円の純資金流入となった。

1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

2位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

3位 インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)

4位 グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)

5位 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型

6位 野村 世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)

7位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ NASDAQ100インデックスファンド

8位 iFreeNEXT FANG+ インデックス

9位 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)

10位 HSBC インド・インフラ株式オープン

まとめ

2024年1月の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の資金流入額がハイペースで続いていることついてご紹介をしました。

数字だけを見るとピンときませんが、グラフを見ると2024年1月は驚異的なペースで買われたことが一目で分かります。

1月は新NISAの一括購入の影響が大きいとは思います。しかし、新NISAからの新規参入組も確実に増えているようで、オルカン人気は今後も続きそうです。

何より、新たに投資を始める方が増えているのは、うれしい傾向です。

 

昨年後半から楽観的な相場が続き、S&P500とナスダックは最高値を更新しています。

S&P500

S&P500は先日、少し下落しましたが、それでもVIX(恐怖指数)はコロナショック前と同水準ですし、Fear & Greed Index(恐怖と貪欲指数)は貪欲を示しています。

VIX(恐怖指数)

Fear & Greed Index(恐怖と貪欲指数)

これだけ株式市場が好調だと、SNSでは多くの歓喜の声が聞こえ、うれしくならない人はいません。

しかし、そんな時こそウォーレン・バフェット氏の言葉を思い出しましょう。

他人が貪欲になっているときに恐れ、他人が恐れているときにだけ貪欲になれ

ちなみに、バフェットさんは集中投資ですので、S&P500は買っても?全世界株を買うことは絶対にありません。^^

 

長期投資は長い長い道のりです。どんな時も心にこの言葉を片隅に、ともにコツコツ、淡々と投資を継続していきましょうね。

 

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