2024年1月4日から1月19日までの資金流入額は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が圧倒的なトップになっています。
2024年の資金流入 オルカンが圧倒的なトップ
ウェルスアドバイザーさんの記事はこちら。
まとめと。
1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2535億円
2位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 1495億円
3位 楽天・S&P500インデックス・ファンド 1495億円
トップ3は、全て新NISAのつみたて投資枠、成長投資枠の両方で購入できる銘柄。
・組み入れ上位銘柄のトップ7は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」同じだが、比率が約6割であるため、個々の銘柄の組み入れ比率も小さくなる
・大型ハイテク株が大きく値上がりするような環境では、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」がオルカンのパフォーマンスを大きく上回る
・オルカンの人気は「米国株の割高感」、「新興国株式市場(インド株、中国など)の成長期待」
まとめ
2024年、投資信託の資金流入額が圧倒的なトップになっていることについて、ご紹介をしました。
1位と2位については、他でも取り上げられニュースになっていたので予想はできましたが、3位の「楽天・S&P500インデックス・ファンド」と
4位の「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」、6位の「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」については意外な結果でした。
楽天の2つの投信については、売れているとは聞いてはいたものの、ここまで上位に食い込んでくるとは思いもしませんでした。
楽天証券のNISA口座でポイント目当てで購入した方が相当数いるのでしょう。
ポイントについてはいつ改悪されても不思議ではないので、あまり期待しない方がいいです。
次に「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」ですが、ここまで需要があったのですね。
確かにここまで低コストになると、定期的にナスダック100指数を買いたい方にとっては、投資信託はよい選択なのかもしれません。
となると「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」の信託報酬率 0.2035%を下回る、「楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド」が最安の0.198%で1月30日から運用開始されるので、こちらもかなり売れることになるのでしょうか。
純資産額は、まだ「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の方が大きいですが、そのうち「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が追い越すかもしれません。
また、米国株のパフォーマンスが圧倒的になるとどうなるか分かりませんが。
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