「億り人」が波乱相場でしている株式投資の方法とポートフォリオの特徴

円安クッションは続いてはいるものの、米国株のS&P500は高値から25%以上下落し暴落と言える水準に達しています。

荒れる相場の中で日本の億り人たちはどのような方法、ポートフォリオで投資をしているのでしょうか。

 

日経新聞です。

1億円以上の金融資産(実物不動産除く)を持つ500人の富裕層と500人の一般投資家の合計1000人に調査をおこなっています。

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ポートフォリオの特徴

億り人の大枠での特徴は以下のようになっています。

・男性7割・女性3割
・平均年齢52歳
・海外資産を保有
・現金は最小限
・勉強:長い、取引時間:短い
・長期保有
・下落局面でも耐える

 

億り人のポートフォリオについて以下のように指摘しています。

・保有資産に占める現預金が少なく、平均で31%ほど

・円安でも海外投資をためらわず、積極的に投資をしている

・株式だけではなく、長期保有を前提に海外の債券や不動産投資信託(REIT)に投資をしている

出典:日経新聞

 

投資方法

億り人の投資方法や傾向について以下のように指摘しています。

・投資に成功する最低条件は相場から退場しないこと

・投資する際に情報を重視している
※株価チャート、財務情報、国内外の経済指標や金融・財政政策など

・20~30代では暗号資産(仮想通貨)に投資する割合が27%で全年代(12%)の2倍以上

・億り人の27%を占める女性の内、43%が下落局面で新たな銘柄を買い、男性の28%を大きく上回る

 

まとめ

日本の億り人のポートフォリオや投資方法についてご紹介をしました。

・日本株、米国株、日本債券、海外債券、日本REIT、海外REITなど幅広い資産に分散投資をしている

・どんな時も相場に居続ける

 
長期的に分散投資を続けていくという、基本的なことで”億り人だから”しているという内容ではありません。
これは基本的なことを続けていくと誰もが億り人になる可能性はあるということを意味しています。
 
私も億り人ですので、このデータと比較してみます。
この記事では億り人の現金比率は31%となっていますが、通常は外貨を入れますので35.6%です。私は30%程度なので平均よりは少ないようです。
この記事は一部誤解を与えますが現金比率については、少ないから良いということはありません。
リスク許容度は職業、家族構成、年齢、投資経験、性格など人それぞれです。自分に合ったリスクを取っていれば問題ありません。
一般的に億り人は一般投資家より平均的に投資期間が長いはずで、長期的に投資をしてきた結果、この辺りの現金比率に落ち着いている。ということでしょう。
一般投資家も長期的に投資を継続することで耐性ができ投資比率が増え、現金比率は減っていく方も多いでしょう。
 
分散投資については、私は現時点ではしていません。リスク資産の100%ちかくを米国株、先進国株に集中投資しています。
基本ができていません…

しかし、新興国株、海外REIT、債券については今後、買っていく可能性はあります。
 
この記事のデータでは、海外資産の株式は米国株しか記述されていませんが、米国以外の先進国や新興国に投資をされている方もいるはずです。
データの漏れもしくは調査方法が悪かったのでしょうか。
また、日本株の比率が25.9%と思ったより多い印象ですが、投資専業で配当狙いの投資が多いということでしょうか。
仮想通貨などで億り人になった方は、海外と同様に若い方が多いですね。
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「どんな時も相場に居続ける」というのは、一番基本的な部分です。
一般的な投資家は一度相場から逃げ出してしまうと戻るタイミングが非常に難しいのです。
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億り人は特別なことはしていませんが、一番難しいのは「続ける」ということです。
弱気相場でもコツコツと投資を続けていきましょうね。
 
億り人が波乱相場でしている投資方法についてはこちら。
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