高配当株式投資では資産を最大化することはできない?

株式投資には様々な投資方法がありますが、正解はなくそれぞれの方の収入、資産、年齢などにより柔軟に投資方法を選択すればよいと思っています。私も含め高配当株式投資は効率が悪いケースがあります。

 

年末の暴落からすっかり米国の株価は回復しました。FOMCは昨年の暴落にビビったのか「今年の利上げはなし」と手のひら返しです。これは株式市場には好材料?と思いきや今後の先行きに不安を感じたのか株価上昇はひと段落という感じです。

 

 

昨年末からの私の行動は暴落時にはVOO、VYMなどを150万程、買い増しました。そして今年に入ってからの株価上昇に合わせNISA口座の先進国株式、米国株式、日本株式を全て売却しています。

 

 

そして、暴落に合わせて積み立て金額を増やしましたが今年の株価上昇に合わせて再度積み立て金額を減らしています。

NISA口座の投資信託を全て売却、NISA口座は使いづらい

昨年は2014年にNISA制度が始まって初めて期間満了の5年になりましたが、昨年末の暴落もあり売却タイミングを見失い何もしないまま非課税口座へ移管されてしまいました。

 

2014年に投資していた「SMTダウ・ジョーンズインデックス・オープン」は損益がプラス60%以上で今ではより経費が低い商品がたくさんあるので私からすると、まるで罰ゲームのような制度になってしまいました。

 

結果的には通常の特定口座で普通に運用していた方がよかったですね。何でもそうですが一度自分で経験しないと分からないです。

 

今は積み立てNISA口座で運用をしているため、NISA口座では2017年まで投資していましたが、強制的にタイミングをはかり売買させられるのは非常に使いづらいので株価が上昇したタイミングでNISA口座の投資信託を全て売却しました。

 

改めてNISA口座は長期投資には向かないので、長期投資をされる方は積み立てNISAを選択することをお勧めします。

高配当株式投資は人によっては効率が悪い

昨年から外国税額控除を確定申告で申請して還付を受けています。これは配当金には米国で10%、日本で20%の合計30%が課税されていますが米国で課税されている10%を確定申告することにより取り戻せる可能性があるという制度です。

 

しかし所得金額が少ないこともあり、今年還付を受けたのは米国で課税されている10%の金額のうち、1/4位しか取り戻せていません。

 

この不利な状況により考え方も変わってきました。高配当株式投資を目指していた訳でもなく単純に配当金が増えることはうれしいと思っていたのですが配当金の税金としてこれだけしか取り戻せないというのは効率が悪いです。

 

このような時によく言われるのがAmazonなどの配当を出していない企業への投資や配当を出さない投資信託への投資(これは米国で既に課税されているとも聞きます)です。

 

ETFではVOO,VYMに投資していますが今後は特に高配当とかは気にせずにVOOを中心に投資し資産の最大化を目指すことにしました。高配当株式投資は ”今の私のケースでは 効率が悪かったということです。高配当で安定を目指すのはその後でもよいと思います。

 

その他としてはバンガードのETFと比べると経費が高いのが気になりますが、暴落したタイミングではQQQなどにも積極的に投資していこうと思います。本当はITの個別銘柄を購入したいのですが、そこまで個別銘柄を選択をするセンスはないと思いますので。

やはり若い人程、高配当株式投資などはしないでよりリスクを取った方が人生に夢があると思います。が無茶はしないで下さいね。

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