投資詐欺の手口と被害者にならないためのチェックポイント 

Z世代をターゲットとした投資詐欺が増えています。

投資詐欺の手口と被害者にならないためのポイントについて解説。そして、FIREについての考えも。

投資詐欺の手口とチェックポイント 

ダイヤモンド オンラインさんの記事はこちら

Z世代を狙う投資詐欺への注意点、「FIRE」「億り人」は怪しい!
Z世代を狙った投資詐欺の被害が目立っているという。「FIRE(早期リタイア)」が実現できるだとか、「億り人」になれるという誘い文句がはやっているようだ。そこで今回は、詐欺が疑われる「怪しい話」のチェックポイントを二つに絞って解説する。

 

山崎元さんは投資詐欺などに引っかからない方法やFIREに関する自論をこのように語っています。

■投資詐欺の手口とクレカの支払い方法

・FX、暗号資産、不動産、養殖、ワインなどを対象としたもうかる投資、出資話
初期に期待をさせて、まとまったお金を振り込んだら返ってこなくなるパターンが繰り返されている。

・クレジットカード
「決済リボ払い」はカード会社に対して借金しあの残高が残り、しかもその利率が非常に高いので避けた方がいい支払い方法

■投資話を紹介された時などのチェックポイント

1.不自然に有利な利回りの提供ではないか?

「毎月2%が確実に配当される」「年間の期待投資利回りが20%」といった、「法外に有利」な利回りのこと。

プロの運用者がマーケットから得ることができる利回りは、「リスクなし」を前提とすると「年率で」0%から0.5%

プロが内外の株式に投資する場合、期待される利回りは年率で金利+5〜6%くらい。

2.資金の預け先は確かで、解約が可能か?

国内の信託銀行に口座を開いて資産を預かり、出資者ごとに資産が管理されているくらいのレベルであれば信用してもいいが、

それ以外の「指定の口座」は存在が怪しく一度支払ったお金の取り戻しようがない。

■お金の貸し借りや投資話について

「親しい人との間でお金のやりとりをしてはいけない。投資話には乗ってもいけないし、人を誘ってもいけない。お金で人間関係が壊れるからだ」

と親からきつく申し渡されていて、これは家訓の一つなのです、とでも言って逃げ切りを図るべきだ。

苦しい言い訳だろうと、恥をかこうと、お金を支払ってしまうよりはマシだ。つまらないお金の話に関わるのは、人生の損失だ。

■「FIRE」「億り人」を投資で目指さない

若いビジネスパーソンが、投資を手段として「億」を目指したり、「不労所得で食える状態」を目指したりするのは効率が悪すぎる。

定時出勤、定型勤務、定額報酬の「工夫のないサラリーマン」をやりながら金融資産の投資にばかり関心を向け、

爪に火を灯す(FIREする!)ような暮らしをしつつ、「ファイナンシャル・フリーダム」を求めるのは、お金の奴隷になって人生を送ることに近い。

「守銭奴型FIRE」は目指さない方がいいと心から思う。人生そのものがもったいない。

「投資でFIREを目指している」などと言うと、いかにもツマラナイ人間像が思い浮かぶ。仮に心で思っていても、秘密にしておく方がいい。

まとめ

山崎元さんが語る「Z世代を狙う投資詐欺への注意点「FIRE」「億り人」は怪しい!」についてご紹介をしました。

投資詐欺に関する話についてはいつもながら的確な内容でした。FIREについては私の考えとは異なるところがあります。

 

私が思う投資詐欺やお金のトラブルの結論としては以下の内容に集約されます。

・知人(他人)などに紹介された投資をしてはいけない
・他人とお金の貸し借りをしてはいけない
利回りなどチェックポイントについて解説をしてくれていますが、そもそも投資話を紹介された時点で”怪しい!”とアンテナを立てないといけません。
“他人があなたに「もうかる投資」を教えることなどあり得ない”ことを冷静になって考えることです。
彼らが一生懸命に説明をする「もうかる投資」は、なぜ自分だけでしないであなたに教えるのでしょうか?
それは、あなたのことを「カモ」だと思っているからです。
 
利回りのチェックなどは、相手が信用できる証券会社などの場合に初めてすべきことでしょう。
このような、失敗はしないよう必ずチェックをしましょう。
社債の購入はリスクに見合わない サラリーマン平均年収の数倍が紙くずに
社債はリスクに見合っていないので購入しない方針にしています。クレディ・スイス債で資産の一部を失った青山学院大学駅伝部の原監督のケースを例に考えます。

証券会社の”販売員”はあなたに売ることで収入になります。銀行や証券会社から紹介される商品にまともな商品はほぼないと思っておいてちょうどよいです。

他人とのお金の貸し借りもしてはいけません。”必ず”トラブルになります。

友人と思っていた人から「お金を貸してほしい」と相談されたことがありますが、「あなたとは今後も友達でいたいのでお金を貸すことはできない」と断りました。

その後、連絡がなくなったので友達ではなかったということですね。^^

世の中には”たかがお金”で重大な事件を起こす人も多くいます。

お金を扱えない人にとってはそのような危険な道具にもなりうるので、誰であってもお金の貸し借りはやめましょう。

 

FIREについては相変わらずメタメタに言ってますが、同意できる箇所も多くあります。

会社が与えてくれる仕事(他の労働者と取り替え可能な仕事)をこなして、毎月決まった給料を受け取るといった工夫のない働き方をしているのであれば、

そもそもその状態で大きな資産を作ろうとすること自体が「間違っている」と言わないまでも「ひどく非効率的」だ。

資産運用でFIREを目指すと意気込む若者を見ると、「お金だけでつまらなくないか?」「脳みそが暇なのではないか」と余計な心配をしたくなる。

「投資でFIREを目指している」などと言うと、いかにもツマラナイ人間像が思い浮かぶ。仮に心で思っていても、秘密にしておく方がいい

「給料が上がらない仕組みのサラリーマンだけで資産運用をするのは効率が悪い」と言っているのは理解できます。

副業なり自分の力だけで稼ぐといった複数の収入を得ることを想定しているのでしょう。私は脳みそが足りなくサラリーマンしかしていませんでしたが…。

若者がFIREを目指し節約していることに疑問を感じているようですが、FIREが目標でそうしたいのであれば私は全く否定しません。

が、自分が20代の頃は散財する毎日を過ごしそれなりに楽しかった記憶はあるので特に若い頃はもう少し自分への投資に使ってもいいかなと。^^

しかし、これも結果論で今のような知識と投資環境があればFIREを目指してガンガンと投資をしていたかもしれません?

FIREを目指している方をツマラナイ人間とは全く思いませんが、多くの人に理解されないことをベラベラと話す必要はないでしょう。

守銭奴型FIRE」という言葉は少し引っかかります。多くの貯金に励んでいる方とは違い世の中にお金を回しているのですから、

明らかに”守銭奴“という表現は間違っていると私的には感じました。

 

人と違うことをすると叩かれ、否定されるのが日本です。

これは前提事項なので自分がしたいと思うことがあれば、他人に何と言われようと行動をして実現をすればいいと”私”は考えます。

一度だけの人生です。自分の人生は自分の意志で決断をしたいですね。

 

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