Z世代をターゲットとした投資詐欺が増えています。
投資詐欺の手口と被害者にならないためのポイントについて解説。そして、FIREについての考えも。
投資詐欺の手口とチェックポイント
ダイヤモンド オンラインさんの記事はこちら。
山崎元さんは投資詐欺などに引っかからない方法やFIREに関する自論をこのように語っています。
初期に期待をさせて、まとまったお金を振り込んだら返ってこなくなるパターンが繰り返されている。
・クレジットカード
「決済リボ払い」はカード会社に対して借金しあの残高が残り、しかもその利率が非常に高いので避けた方がいい支払い方法
1.不自然に有利な利回りの提供ではないか?
「毎月2%が確実に配当される」「年間の期待投資利回りが20%」といった、「法外に有利」な利回りのこと。
プロの運用者がマーケットから得ることができる利回りは、「リスクなし」を前提とすると「年率で」0%から0.5%。
プロが内外の株式に投資する場合、期待される利回りは年率で金利+5〜6%くらい。
2.資金の預け先は確かで、解約が可能か?
国内の信託銀行に口座を開いて資産を預かり、出資者ごとに資産が管理されているくらいのレベルであれば信用してもいいが、
それ以外の「指定の口座」は存在が怪しく一度支払ったお金の取り戻しようがない。
「親しい人との間でお金のやりとりをしてはいけない。投資話には乗ってもいけないし、人を誘ってもいけない。お金で人間関係が壊れるからだ」
と親からきつく申し渡されていて、これは家訓の一つなのです、とでも言って逃げ切りを図るべきだ。
苦しい言い訳だろうと、恥をかこうと、お金を支払ってしまうよりはマシだ。つまらないお金の話に関わるのは、人生の損失だ。
若いビジネスパーソンが、投資を手段として「億」を目指したり、「不労所得で食える状態」を目指したりするのは効率が悪すぎる。
定時出勤、定型勤務、定額報酬の「工夫のないサラリーマン」をやりながら金融資産の投資にばかり関心を向け、
爪に火を灯す(FIREする!)ような暮らしをしつつ、「ファイナンシャル・フリーダム」を求めるのは、お金の奴隷になって人生を送ることに近い。
「守銭奴型FIRE」は目指さない方がいいと心から思う。人生そのものがもったいない。
「投資でFIREを目指している」などと言うと、いかにもツマラナイ人間像が思い浮かぶ。仮に心で思っていても、秘密にしておく方がいい。
まとめ
山崎元さんが語る「Z世代を狙う投資詐欺への注意点「FIRE」「億り人」は怪しい!」についてご紹介をしました。
投資詐欺に関する話についてはいつもながら的確な内容でした。FIREについては私の考えとは異なるところがあります。
私が思う投資詐欺やお金のトラブルの結論としては以下の内容に集約されます。
・他人とお金の貸し借りをしてはいけない
証券会社の”販売員”はあなたに売ることで収入になります。銀行や証券会社から紹介される商品にまともな商品はほぼないと思っておいてちょうどよいです。
他人とのお金の貸し借りもしてはいけません。”必ず”トラブルになります。
友人と思っていた人から「お金を貸してほしい」と相談されたことがありますが、「あなたとは今後も友達でいたいのでお金を貸すことはできない」と断りました。
その後、連絡がなくなったので友達ではなかったということですね。^^
世の中には”たかがお金”で重大な事件を起こす人も多くいます。
お金を扱えない人にとってはそのような危険な道具にもなりうるので、誰であってもお金の貸し借りはやめましょう。
FIREについては相変わらずメタメタに言ってますが、同意できる箇所も多くあります。
会社が与えてくれる仕事(他の労働者と取り替え可能な仕事)をこなして、毎月決まった給料を受け取るといった工夫のない働き方をしているのであれば、
そもそもその状態で大きな資産を作ろうとすること自体が「間違っている」と言わないまでも「ひどく非効率的」だ。
資産運用でFIREを目指すと意気込む若者を見ると、「お金だけでつまらなくないか?」「脳みそが暇なのではないか」と余計な心配をしたくなる。
「投資でFIREを目指している」などと言うと、いかにもツマラナイ人間像が思い浮かぶ。仮に心で思っていても、秘密にしておく方がいい。
「給料が上がらない仕組みのサラリーマンだけで資産運用をするのは効率が悪い」と言っているのは理解できます。
副業なり自分の力だけで稼ぐといった複数の収入を得ることを想定しているのでしょう。私は脳みそが足りなくサラリーマンしかしていませんでしたが…。
若者がFIREを目指し節約していることに疑問を感じているようですが、FIREが目標でそうしたいのであれば私は全く否定しません。
が、自分が20代の頃は散財する毎日を過ごしそれなりに楽しかった記憶はあるので特に若い頃はもう少し自分への投資に使ってもいいかなと。^^
しかし、これも結果論で今のような知識と投資環境があればFIREを目指してガンガンと投資をしていたかもしれません?
FIREを目指している方をツマラナイ人間とは全く思いませんが、多くの人に理解されないことをベラベラと話す必要はないでしょう。
「守銭奴型FIRE」という言葉は少し引っかかります。多くの貯金に励んでいる方とは違い世の中にお金を回しているのですから、
明らかに”守銭奴“という表現は間違っていると私的には感じました。
人と違うことをすると叩かれ、否定されるのが日本です。
これは前提事項なので自分がしたいと思うことがあれば、他人に何と言われようと行動をして実現をすればいいと”私”は考えます。
一度だけの人生です。自分の人生は自分の意志で決断をしたいですね。
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