SBI証券は野村アセットマネジメントの「はじめてのNISA」シリーズを本日から販売を開始しました。全世界株最低コストの「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)」も購入が可能です。
SBI証券で「はじめてのNISA・全世界株式」の販売を開始
野村アセットマネジメントは低コストインデックスファンドの「はじめてのNISA」シリーズを7月10日に新規設定しました。
その中でも「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)」はそれまで信託報酬が最低水準だった「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」の0.1133%の約半分の0.05775%としたことで話題を呼んでいました。

しかし、「Tracers MSCIオール・カントリー」で話題になった指数の使用料が信託報酬に含まれているのかが焦点となっていましたが、
指数の使用料は含まれていることが分かり名実ともに全世界株の最低コストファンドに躍り出ました。

ネックだったのが、販売会社が野村証券だけで大手ネット証券会社が含まれていなかったことです。
ここで、SBI証券と野村アセットマネジメントがタッグを組んだということです。タッグを記念したサイトはこちらです。

SBI証券で本当に買えるのか試してみましたが、問題ないようです。
今、慌てているのが三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim 」の関係者です。コストの引き下げは「簡単には決断できない」と少しのんきな発言をしていたようですね。
そんな三菱UFJ国際投信の決断が遅れる中、野村アセットマネジメントは更に積極的に攻めていました。
「はじめてのNISA」シリーズを発表した6月23日から既に1カ月と5日が経過しています。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」にコストを引き下げないという選択肢は残されていないと考えていますが、
最終的に引き下げるのであれば、このように突かれる形ではなく素早い対応をしていた方が購入していた投資家への印象がよかったです。
来週以降の三菱UFJ国際投信の発表を待ちましょう。
野村アセットマネジメントさん、いい仕事してますね。👍



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