世の中には「資産を最速で増やす方法」のような題名の本や情報が溢れています。ここ数年話題の仮想通貨などで一瞬で億単位の資産を築いた方がいることは確かです。
短期間で楽にお金持ちになる方法とは
しかし、一般のサラリーマンがその方法を実践してお金持ちになることは限りなく0%に近いです。
残念ですが結論から言ってしまうと一般サラリーマンの情報収集環境、資産で再現性があり短期間に楽にお金持ちになる方法は存在しません。
もし存在するとすれば、それは投資ではなく投機的(ギャンブル)な要素が非常に強いです。
冷静になって考えると当たり前の話なのですが、簡単にお金持ちになる方法があれば毎日、満員電車に揺られて会社との往復を繰り返していないですよね?
お金持ちはどの位の割合で存在しているのか
以下は野村総研が数年前に掲載している日本の純金融資産保有額(保有金融資産の合計額から負債(借金)を差し引いた値)の資料ですが、
「超富裕層/富裕層」=「いわゆるお金持ち」は全人口のわずか2.3%です。
100人の会社でしたら2人、20~40人の学校のクラスに1人いるかいないかという感じです。
分類 | 世帯数(万) | 割合(%) |
超富裕層(5億円以上) | 7.3 | 0.1 |
富裕層(1~5憶円) | 114.4 | 2.2 |
準富裕層(5千万~1億円) | 314.9 | 6.0 |
アッパーマス層(3~5千万円) | 680.8 | 12.9 |
マス層(3千万円 未満) | 4173.0 | 78.9 |
お金持ちになる唯一の方法
しかし、これで諦めてしまっては何も始まりません。
2016年~2017年の2年間は世界の株式市場が好調だったこともあり、更に超富裕層/富裕層が増えていると思います。
これがトマ・ピケティのr>gの法則ですね。
私も細かい研究内容は分かりませんしベストセラーである「21世紀の資本」を読んだこともなく、これからも読む予定もありませんが、
この経済学者が研究を元にどうしたいかは別として研究の過程でわかったことをザックリと言うと
ある経済学者が過去長年の資産運用の利益率(r)と経済成長率(g)のデータを集め解析をすると
株などの資産運用で得られるお金(r) > 会社などで働いて得るお金(g)
ということが証明されています。
よって、お金持ちは更にお金持ちになりマス層などとの格差は永遠に広がっていくのです。
正直なところ研究内容はどうでもよくお金持ちはわざわざこのようなことを聞かなくても経験値として分かっているのです。
それではどうすべきなのかは非常に単純で分かり易い内容だとは思うのですが、上の図を見ると多くの人が本質を理解していないのだと思います。
よって私のような凡人が富裕層になる為には
資産運用またはビジネス(起業)に繋がる行動を今すぐにする。
べきです。
お金のないサラリーマンにすぐに起業を目指せと言っても難しいと思いますので、まずは株での資産運用をお勧めします。
今は個人で100円から投資ができる時代です。思った時に行動をしないと何年経っても状況は変わりません。
この単純な内容に若くして気付けば気付く程、大きな資産が得られますが、健康な方であれば50~60代の方でも遅いということはありません。
バフェットさんは88歳です!
もし、私の記事を読んでいただけたらこれも何かのキッカケだと思いますので
今すぐに行動をしてください。
時間と行動力はお金持ちになる為の大きな要素です。
資産運用またはビジネス(起業)に繋がる行動を今すぐにする。
をぜひ実践してみてください。
バフェットさんが言うようにすぐにお金持ちになろうとして、多くの人が失敗します。私はゆっくりとお金持ちになることは誰でも可能だと思っています。
この先進国、日本に生まれたことで世界的に見れば既に優位に立っていることを感謝しつつ富裕層を目指しましょう。
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