「幸せ」になるために必要な「お金」はどのぐらい最新の研究で定説が覆される

幸福度は今までの研究では年収が7.5万ドル（約1000万円）でピークになるとされていましたが、「幸福度が高い方は年収が増加するとさらに幸福度も上昇傾向が続く」という最新の研究結果が発表されました。

年収が1000万円以上になっても幸福度は伸び続ける

プレジデントオンラインさんの記事はこちら。

まとめると。

■「年収と幸福度」に関する研究

2010年に発表された２人の論文

年収が6万ドル～9万ドル（約800万円～約1,200万円）以上になっても幸福度は上昇しない。

2023年に発表された論文

年収が7.5万ドル（約1,000万円）以上になっても、幸福度は伸び続ける。

幸福度が低いグループ
年収と幸福度の関係がある一定で頭打ちになる。

幸福度が高いグループ
年収の増加とともに幸福度の上昇傾向がさらに強まる。
年収が10万ドル（約1300万円）以上になると幸福度の伸びが増強される。

■考察

「お金持ちほど幸せになれる」ということは、社会全体の所得格差が大きい場合、幸福度の格差も大きくなる可能性がある。

アメリカでは2000年以降、所得格差が拡大し続けている。

日本の所得格差は、2011年から2017年にかけて穏やかに低下している。

「年収と幸福度」の新しい研究結果についてご紹介をしました。

年収が1000万円以上になっても幸福度は伸び続ける

年収1000万円で仮に半分が手元に残るとして月に使えるお金は40万円ほど。これが年収3000万円だと月120万円が使えます。

可能な生活レベルに差があることは容易に想像ができるので、直感的にも納得できる内容だと言えそうです。

よくお金は全てではないと言いますが、お金が全てだという見も蓋もない研究結果となってしまいました。

こうなると、とにかく稼げ！ということになりますね。(^^;

「お金」は全てではないとは思いますが、トラブルや不便なことの８割は「お金」で解決でき、より多くの選択肢を増やしてくれるのは、紛れもない事実です。

その結果が幸福度の向上に繋がっているとも言えそうです。

高年収を「稼ぐ」のは難易度が高いですが、諦めることなく、ともにコツコツとやっていきましょうね。

人生の「幸福度」を高めたい方にこちらの本はかなりおすすめできます。