先日のS&P500は消費者物価指数(CPI)の減速を受けて暴騰しています。下落相場の中での暴騰時にはどのような投資をすればよいのでしょうか。
10月CPI発表後の各指数の動き
S&P500は市場が開く前に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)の減速傾向を受け+5.54%と暴騰しました。
CPI(前月同月比) | 9月 | 10月予想 | 10月実績 |
総合CPI | 8.2% | 8.0% | 7.7% |
コアCPI | 6.6% | 6.5% | 6.3% |
ダウ 33,715.37 +3.70%
S&P500 3,956.3 +5.54%
ナスダック 11,114.15 +7.35%
S&P500 3,956.3 +5.54%
ナスダック 11,114.15 +7.35%
円は一時140円台まで急騰しました。
米10年国債の利回りは3.8%程度に大きく下げています。
投資を淡々と続けることがお金持ちへの近道
今回の株価急上昇についていけず、くやしい思いをしている方もいるとは思いますが、一喜一憂することはありません。
今までの経験からも、上値を追って行動をするとろくなことがありません。
一番重要なことは、「株式市場に居続けること」です。
もし、今回の相場の行動で後悔をしていることがあれば、書き出しておきましょう。そして次回の相場に生かせばよいのです。
遠回りにも思えますが、自分の判断に基づいて行動をし、改善をしながら淡々と投資を続けることが「お金持ち」への近道となります。
まだまだ、不確定なボランティリティが激しく、厳しい相場は続きますが、ともにコツコツと投資を続けていきましょうね。
米消費者物価指数(CPI)発表後にグロース株はさらに下落する可能性あり
本日、10月の米消費者物価指数(CPI)が発表されますが、インフレがまだ続いていることが示されれば、グロース株は再び打撃を受ける可能性があるとジム・クレーマーやJPモルガンは警告しています。
アメリカのインフレピークは近いか 株式市場に見られるきざし
アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)がインフレとの闘いに成功しているきざしが、市場にようやく現れているとジム・クレーマー氏が指摘しています。
アメリカFRBの利上げ早期停止は見当違い 金利4%程度でインフレは収まらない
明日の未明にFOMCの会見がおこなわれますが、12月に利上げを減速させる可能性はあるのでしょうか。
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