投資は市場に居続けることが何よりも大切です。
株価急落を覚悟のうえで保有し続け、大相場も逃さない投資スタイルが現実的
ニッセイ基礎研究所 さんの記事はこちら。
記事を抜粋すると。
1994年1月~2024年5月の30年5ヶ月間
株価とリターン
TOPIX 約3.2倍(年率リターン3.9%)
MSCI-ACWI(全世界株式) 約14.5倍(年率リターン9.2%)
S&P500 約28.5倍(年率リターン11.6%)
10%以上上昇または下落した月数
TOPIX 上昇12回 下落7回
MSCI-ACWI(全世界株式) 上昇10回 下落8回
S&P500 上昇17回 下落11回
下落率が最も大きかったのは3指数共通で、リーマンショックで株価が急落した2008年10月でいずれも下落率が20%を超えた。
・途中で売買せず保有し続けた場合と比べて、365ヶ月のうちたった5回の急落をタイミングよく回避できたら資産額は2倍以上になった
・一方、365ヶ月のうちたった5回の大相場を取り逃がすと、保有し続けた場合の半分程度になってしまった
・急落を避けることも大事だが、大相場を取り逃がさないことも同じように重要なことがわかる
・平均的には急落や急上昇に合わせて上手く売買できたという事実はない。
・長期的には上昇が期待できると考えるなら、いつか来る株価急落を覚悟のうえで保有し続け、結果的に大相場も逃さない投資スタイルが現実的
・100点満点は狙えなくても50点くらいを取れれば預貯金よりも高い利回りを確保でき、恐らくインフレにも負けないはず
まとめ
インデックスファンドでの長期投資は100点でなくても50点取れればインフレ負けはしないという内容についてご紹介をしました。
暴落時など、よほどの天才でない限りは、バイアンドホールドをしておいた方が成績はよいということです。
いつも、暴落時に売るなと言っているのはそういうことです。
今後も必ず何度となく暴落は訪れますが、このようなデータがあることを頭の隅に置き絶対に売ることはやめましょう。
インデックス投資のバイアンドホールド戦略は私達、凡人にためのものです。
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