初めての米国株暴落を乗り越える方法

新型コロナのパンデミックにより給付金を手に入れた米国のミレニアム世代やZ世代の一部は株式投資で大勝ちしていましたが、今初めての暴落に直面しています。

世代に関係なく初めて暴落を経験している方は多くいると思いますのでCNNが語っている暴落を乗り越える方法についてご参考にしてください。

2020年初期に投資を始めた人物像

米国の証券会社などの調査で明らかになった2020年初期に米国で投資を始めた人物像です。2年間で約2000万人が投資を始めています。

・米国株式市場の全投資家の約15%
・退職金以外の投資口座を開設した大多数は45歳未満で他の投資家よりも所得が低い

著名人のコロナバブル相場への発言

各著名人は2020年以降の熱狂した投資家、株式相場について以下のように語っています。

■BNYメロン レオ・グロホウスキー氏
いわゆる無差別買いが多発した。

■バークシャー・ハサウェイ チャーリー・マンガー氏
ほとんど投機マニア。株のことを何も知らない人たちが、さらに何も知らない証券マンにアドバイスをもらっている。

■Creative Planningの社長兼CEO ピーター・マロウク氏
今はカジノが閉鎖されている

暴落を乗り越える方法

パニックにならず教訓を学び、続けること

・市場から完全に撤退すべきではない
・長期投資家にとっては良い入口になる
・大きな損失を出した投資家は試練だが、この先もっとよい市場が待っている
・歴史上の他のすべての弱気相場は、次の弱気相場までの壮大な買い場である

低迷期を乗り切るヒント

・アクティブ投資家はキャッシュが豊富で負債が少ないバランスシート、業績の好転、低ボラティリティといった要因に着目して銘柄を選択する

・弱気相場では急騰がつきものだが、投資家は長期低迷に備えるべき

・危機を乗り切るための十分な資金を市場外に確保しておくこと

・平均的な弱気相場では相場が底を打ち、その後反発する際に株式を保有し続けた投資家は、低迷期に株式を売却した投資家よりも良いパフォーマンスになっている

・経済の不確実性は多いが、株式の長期的リターンを高めるためには、ボラティリティが必要であることを投資家は覚えておくべき

・多様なポートフォリオがリスクを軽減する

・バリュエーションは長期的な利益の可能性を示す良い指標である

・感情ではなく論理で投資することを心に留めておく

投資をするのに最適なタイミングは、人々が最も恐怖を感じ、混乱しているときであることが非常に多い

まとめ

初めて暴落を経験されている方に、暴落を乗り越える方法についてご紹介をしました。

結論として個人投資家が最低限やるべきことは、

株式市場に居続けろ。

ということです。

バフェットがいつも話しているように、

「みんながどん欲な時に恐怖心を抱き、みんなが恐怖心を抱いている時にどん欲であれ。」

ができればベストです。

しかし、言うのは簡単ですが実行するのは難しいものです。

 

経験豊富な著名な方の言葉に耳を傾け、低迷期を乗り越え、資産を増やしていきましょうね。

 

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