バフェット ウォール街が米国株式市場をカジノにした 暴落はチャンス

バフェット氏とマンガー氏はバークシャー・ハサウェイ社の株主総会でウォール街が株式市場における投機的行動を助長し、事実上「カジノ」にしていると皮肉を言っています。

投機による混乱はチャンス

バフェットは投資銀行と証券会社について以下のように批判しています。

ウォール街は、資本主義のテーブルから落ちるパンくずを拾って、何らかの形で金を稼いでいる。

「人々が何かをして、その一部でももらわなければ、彼らは儲からない。人々が投資しているときよりも、ギャンブルをしているときのほうが、よっぽど儲かるのです」。

アメリカの大企業が市場投機のための「ポーカーチップになった」

ブローカーは単純な投資よりもコールオプションなどで儲けることが多いと話している。

 

しかし、このような投機は市場の混乱を招きバークシャーにチャンスを与えることになるとしている。

バークシャーは第一四半期に410億ドルの巨額投資している。

このように市場はおかしなことをするので、バークシャーは時々チャンスを得ます。

 

何も知らない証券マンにアドバイスをもらっている

バークシャーの副会長、チャーリー・マンガー氏はこれらの人々を「投機的なマニア」として以下のように話している。

株のことを何も知らない人たちが、さらに何も知らない証券マンにアドバイスをもらっている。

信じられないような、おかしな状況だ。賢明な国は、このような結果を望んではいないと思う。

なぜ、自分の国の株がカジノで取引されることを望むのでしょう?

 

コロナショックにトレーダーが株式市場に殺到し、株価を記録的に押し上げた。そしてミームに触発された取引によって、この熱狂はさらに加速した。

しかし、今年の株式市場は一転して、こうした新しい在宅トレーダーの多くが赤字に陥っている。

トレーダーのお気に入りの銘柄を多く抱えるナスダック総合株価指数は、暴落後の高値から23%以上下落し、弱気相場に入っている。

 

まとめ

バフェットやマンガー氏の株式総会での発言についてご紹介しました。

彼らは以前から一貫して投資銀行や証券会社を批判しています。

 

90歳を超えるお爺ちゃんの二人ではありますが、

彼らの思考を理解することで”投機”に走ることなく、冷静に”投資”を継続していくことができます。

 

投資をする上でこのような投資の本質の思考を身に付けることは非常に重要です。

投機をしても資産を継続的に増やすことはできません。

コツコツと投資をして資産を増やしていきましょう。

 

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