S&P500は1月のピークから20%ほど下落しています。多くの人が景気後退に向かうのではと心配している中、ジム・クレーマーが投資方法についてアドバイスをしています。
不況時に株式投資をやめるべきではない
不況時の投資スタンスに関して以下のように述べています。
不況だからといって投資を思いとどまるべきではないが、景気拡大期と同じだけの資金を投資することはしない方がよい。
人々は不景気だから、現金に換えた方がいい。と言うがそれは違う。
株式投資を続けるべき理由
不況でも株式投資を続けるべき理由です。
株式が価値を失うリスクは常にあるが、株式は長期的に非常に良いパフォーマンスを示す傾向もある。
1926年以来、S&P500の平均年率リターンは10.49%である。
その資金を高利回りの普通預金口座に入れたとした場合、毎年0.5%の利益しか得られないことになる。
不況に強い投資方法
不況時に単に株を売ってしまうのではなく、生活必需品への銘柄変更を提案しています。
経済が縮小しても、経済活動は止まらない。
不景気な時、
スーパーで買い物をするか?
髪を洗うか?
歯を磨くか?これらの生活必需品は景気に関係なく必要なものです。
プロクター・アンド・ギャンブル
60年間、配当を増やし続けているが、不景気には強い。コカ・コーラ
不況で売り上げが落ちないことを知っていますか。コンステレーション・ブランズ
ビールは不景気でも売れます。
まとめ
ジム・クレーマーが語る不況に強い投資方法についてご紹介しました。
彼が言っていることは一般的にも言われていることです。
生活必需品以外で比較的不況に強いと言われているのは、ヘルスケア、公共、通信、エネルギー株といったところです。
生活必需品と言っても多くの銘柄があるので、迷ってしまう人は以下のETFという選択もあります。
VDCとXLPはアメリカの企業を対象、KXIだけ世界の企業を対象としたETFです。
・XLP Consumer Staples Select Sector SPDR Fund
・KXI iShares Global Consumer Staples ETF
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