インデックス投資は善でアクティブ投資は悪なのか 【比較してみた】

トランプが中国への歩み寄りをみせ、株価は上昇し円安に振れました。これにともない私の資産は過去最高額を更新しました。しかし、そこに全くうれしさはありません。それは昨年9月の資産額とほぼ変わってないからです。

 

もやもやした相場が昨年から続いています。
小幅に行ったり来たりと昨年末の暴落以外は買い向かうこともできません。
下落し続けるのも精神的によろしくないですが、このような相場も堪えます。

 

最近、インデックス積み立て投資が最強!みたいな記事がよく見られるようになりましたが本当でしょうか。

 

インデックス積み立て投資が最強なのか

ここ数年でインデックス投資がだいぶ認知されてきたのが影響してか投信のコスト競争も活発に行われていていい感じです。これらを促進したのはNISA,つみたてNISA,iDecoと言っても過言はないでしょう。そういう意味ではお国に感謝です。

消費税増税で投信も含めた全ての生活コストが上がる。ということは取り合えず置いておきます・

 

 

インデックス定期積み立て投資だけだと今のような相場が続いている限りは非常に低いパフォーマンスになってしまいます。未来に株価が上昇するという前提で株を買い続けているのだとは思いますが、いざ株価が上昇したとしても大きなパフォーマンスにはなりません。

 

 

もちろん、メリットについてはみなさんご存じのとおりですが、一番大きなメリットは投資に時間をかけずにそこそこのパフォーマンスが得られること。です。

 

自動 VS タイミングを計っての積み立て

あくまでも一例ですが楽天・全米株式インデックス・ファンド自動積み立て(つみたてNISA)と気まぐれに株価が安いと感じた時に私が購入している2種類の方法のパフォーマンスを比較してみました。

 

投信:楽天・全米株式インデックス・ファンド
期間2018/07 ~ 2019/9
パフォーマンス:
   特定口座(不定期積み立て)
     
取得金額 594,268
     評価金額 635,690
     損益   +6.97%
  
   つみたてNISA口座(自動毎日積み立て)
     取得金額 480,885

     評価金額 506,604
     損益   +5.35%
 
 
投資金額など条件としては全く同じにはなりませんのでザックリとした比較となりますが、現状では少なくともタイミングを見て投資している方がパフォーマンス的には+1.6%上回っています。
 

まとめ

私はインデックスファンドの定期積み立てが必ずしも最適だとは思いません。購入タイミングについてだけ比較しても自分で購入タイミングを選択した方がリターンが上回りました。
 
 
インデックスファンドを自分でタイミングを吟味して運用することも言ってみればアクティブファンドのようなものだと思います。
 
 
アクティブファンドもコストとリターンが見合うのであれば選択しても問題ないと思いますが私は今後も選択することはないと思います。それは多くのアクティブファンドはコストとリターンが見合うものは非常に少なく、更にそれが見合うファンドを見極めるのには多くのスキルを必要とするからです。私にはそのスキルはありません。
 
 
投資する人のスキルによって個別株、アクティブファンド、インデックスファンドなど色々な選択が出てくるのは当たり前だと思います。投資について多くを考えず時間を使いたくない人にとってはインデックス定期積み立ては最強かもしれません。
 
 
個別株にも投資していますが、MOなど大きなマイナス損益をくらってしまっている銘柄もあるので個別株に関するスキルは全くないと思っています。今後は大きく個別株に投資することははなく、更にETFやインデックスファンドに集約していく予定です。
 
 
現時点ではインデックスファンドの定期積み立ての利点は使いつつ以下のような投資を行っています。
 
・iDeco、つみたてNISAなどを使用して最低限の定期積み立て
・暴落、長期的な株価下落などでは
  ETFやインデックスファンドのピンポイント購入
  新たな積み立て購入で投資金額を増やす
 
みなさんも自分のスキル、目的に見合った投資方法を選択してみてください。
 

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