投資家のウォーレン・バフェット氏は戦時にしてはいけない行動についてアドバイスをしています。
戦時に金やビットコインを購入してはいけない
BUSINESS INSIDERの記事です。
バフェットは企業への投資が時間をかけて富を築く最良の方法だと考えているため、戦争が起きた時に株を売って現金をため込み、金やビットコインを購入することに警告しています。
1.株を売る
2.多くの現金を持つ
3.金やビットコインを購入する
2014年 クリミア侵攻
バフェットは2014年3月、ロシアがクリミア半島(ウクライナ)に侵攻した際、CNBCのインタビューに以下のように語っています。
「株が安くなれば、購入する可能性が高くなる。」
「たとえ紛争が再び冷戦や第三次世界大戦にエスカレートしても、現金化はしない。」
「もし、そのような事態になると言われても、私は株を買い続けるだろう。あなたは、時間をかけて何かにお金を投資することになります。大きな戦争に突入した場合、お金の価値が下がることは間違いないでしょう。」
「私が知っている限り、事実上すべての戦争でそうなっている。だから、戦争中にお金を持つのは一番避けたいことなのです。」
「米国の株式市場は第二次世界大戦中に上昇し、その後も上昇を続けている。」
「アメリカのビジネスは、もっと価値があるものになる。」
「ドルの価値は下がるから、そのお金で買えるものは少なくなる。」
「今後50年間は、紙幣やビットコインを所有するよりも、生産的な資産(株)を所有する方がずっと良い。」
2020年 株主総会
2020年の株主総会ではアメリカの長期的な展望について以下のように語っています。
「私は第二次世界大戦、キューバ・ミサイル危機、9.11、金融危機の時も確信した。基本的にアメリカを止めることはできないと。」
「我々はより困難な問題に直面したが、アメリカの奇跡、アメリカの魔法は常に勝ってきたし、今回もそうなるだろう 。」
まとめ
バフェットが過去に語った有事の時の言葉、投資に対する姿勢についてご紹介をしました。
「戦争が起きた時に株を売って現金をため込み、金やビットコインを購入すること」をしてはいけない。
1.株を売る
2.多くの現金を持つ
3.金やビットコインを購入する
バフェットは金について配当を産まない資産として保有しないことを明言している為、このような記述になったと理解しています。
世界屈指の投資家の言葉をどのように解釈し行動をするかは、それぞれの判断ですが、私はこれからも株を売らずに購入していきます。
株価の変動に一喜一憂せずにコツコツと資産を増やしていきましょう!
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