新NISAを攻略 コスパ・タイパ・リスパを最大化する

作家の橘玲さんが新NISAの攻略方法について語っています。

新NISA攻略にはコスパ・タイパ・リスパを最大化する

人生と同様に新NISAなどを利用した投資も攻略できるとしています。

投資を攻略するのに重要なのは以下の3つ。
・コスパ(コストパフォーマンス)
・タイパ(タイムパフォーマンス)
・リスク(リスクパフォーマンス)

新NISA攻略法は、年間120万円までに拡大される「つみたて投資枠」を使った、コスパ・タイパ・リスパに優れた世界株インデックスファンドへの積み立て投資。

■コスパ

・新NISAは投資コスト(手数料、税金)がかからない

・株式の売買手数料は取引回数を減らすこと、すなわち長期投資によって最小化できる。

・投資信託でもっとも手数料率(信託報酬)が低いのはインデックスファンド

■タイパ

・銘柄選択をせずに株式市場全体のコピーを保有すること(インデックス投資)

・インデックスファンドに毎月定額を自動的に積み立てていく

・一般の人が、投資に多くの時間資源を費やすことはタイパが悪い

■リスパ

・多くの日本人は、日本に暮らして、日本企業で働き、マイホームとして日本の不動産を所有しているので、日本円に対するリスクが過剰

・新NISAで日本株に投資する合理的な理由はない

・ファイナンス理論では、すべての金融商品のなかで世界株のインデックスファンドが、リスクに対するリターンの比率(投資効率)がもっとも高い

■まとめ

・新NISAのつみたて枠に毎月定額のインデックスファンドを積み立て10年、20年、あるいはそれ以上の期間放っておく

・日本を除いた先進国の株式市場に分散投資する「MSCIコクサイ」インデックスに連動するファンドを推奨

・アメリカの株式市場は世界市場とほぼ連動するのでS&P500インデックスファンド、NASDAQ市場に投資するのもよいが、複雑にしてもパフォーマンスに大きな影響はない

・MSCIコクサイの10年間のパフォーマンスは、年率13.8%

・今後も同じようなペースで世界経済が成長し30歳から30年間、投資総額が1800万円になるまで月額10万円を新NISAに積み立てれば、60歳時点の資産額は2億円を超える

まとめ

作家の橘玲さんが語る新NISAの攻略方法についてご紹介をしました。

長期のインデックスファンド(MSCIコクサイ)へ定額で積み立て投資をして長期間放置する
 
橘玲さんとほぼ同じ考えです。多くの投資マニアでない方はこの投資方法でよいです。
MSCIコクサイとは、「日本を除く世界各国の先進国に投資をする指数」です。商品名に先進国株式などとついているものが当てはまります。
投資対象の海外株式のインデックスは多少異なったとしても多くの日本人の資産は円に依存しているので、海外株式に投資をするという考えは全く同じ考え方です。
ちなみに私の資産は毎月公開しているように、米国株、先進国株(MSCIコクサイ)、全世界株とミックスされてはいますが、現時点ではほぼ米国への投資となっています。
気分屋なのでコロコロと変わるかもしれませんが、今後のNISAなどの超長期投資では日本を含む、全世界株に投資をしていく予定です。いずれにしても米国株か全世界株です。
 
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