PayPayアセットマネジメントは「PayPay 投信 NASDAQ100 インデックス」の信託報酬率の大幅な引き下げを発表しました。
「PayPay 投信 NASDAQ100 インデックス」の信託報酬を引き下げ
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「PayPay 投信 NASDAQ100 インデックス」信託報酬率引き下げのお知らせ弊社では「PayPay 投信 NASDAQ100 インデックス」につきまして、受益者様の利便性向上を図るため、信託報酬率の引き下げを決定いたしましたので、お知らせいたします。
なお、対象ファンドの運用の基本方針や運用体制については一切変更することはなく、何らかのお手続きを求めるものではございません。
NASDAQ100 インデックス
■インデックス
NASDAQ100
■販売会社
SBI証券
マネックス証券
auカブコム証券
松井証券
SBI新生銀行
PayPay銀行
■変更後の信託報酬率(税込)
0.418% ⇒ 0.2024%
変更適用予定日
2023年9月26日
■設定日
2021年6月29日
■決算日
6月25日
まとめ
「PayPay 投信 NASDAQ100 インデックス」の信託報酬率の大幅引き下げについてご紹介をしました。
3月31日に新規設定をした「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」 への対抗値下げだと思われます。
各社の投資信託の信託報酬率(税込)の比較はこうなりました。
PayPay投信 NASDAQ100インデックス 0.2024%
ニッセイNASDAQ100インデックスファンド 0.2035%
設定日は2021年6月29日となにげに2年以上運用されています。
運用報告書(2022/6/28~2023/6/26)を確認すると実質コストが0.917%と信託報酬率の2倍以上と激高です。内訳を見るとその他費用が異常に高くなっています。
「PayPay投信 NASDAQ100」は信託報酬を半分程度に下げたとしても、この実質コストを見る限り「ニッセイ NASDAQ100」のコストを下回ることは難しいように思えます。
せっかく、信託報酬を下げたのですから、第3期の決算で「ニッセイ NASDAQ100」の実質コストを下回れるよう、がんばってください。
どの業界も強力なライバル出てきて切磋琢磨しないといい商品は生まれませんね。
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