新NISA「つみたて投資枠」対象商品になる投資信託と他の投信の違い

新NISAの「つみたて投資枠」の対象商品は対象ではない他の商品との違いについて解説します。

新NISA「つみたて投資枠」対象商品の選定条件

マネーポストWEBさんの記事はこちら

【新NISA攻略ガイド】「つみたて投資枠」対象の投資信託は他の投信と何が違う? 金融機関で取扱商品数が異なることに注意 | マネーポストWEB
2024年から始まる新しいNISA(少額投資非課税制度)。「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2つがあり、長期投資を考える人にとっては「つみたて投資枠」をフルに活用しようと考える人も多いのでは。では...

まとめると。

■つみたて投資枠で投資できる商品

・2024年からのつみたて投資枠で投資できる対象商品は246本(2023年7月31日時点)

・投資商品は投資信託とETF(上場投資信託)の2種類

・投信は、株式型と資産複合型(バランス型 — 株式、債券、REITなど)に分かれる

・投資資産の対象地域は国内、海外、内外の3タイプ

・資産形成を目的として、「つみたて投資枠」対象商品に投資するなら、内外もしくは海外の株式のみを対象とした商品(株式型)が適切

・半年から1年程度の生活資金と5年以内に予定されているライフイベントで必要な資金を確保しておく

■証券会社別のつみたて投資枠の対象商品数(2023年6月30日時点)

SBI証券 197
auカブコム証券 192
楽天証券 192
松井証券 190
マネックス証券 169
SMBC日興証券 158

■つみたて投資枠対象商品の条件

・販売手数料なし
・信託報酬は一定水準以下(国内株のインデックス投信の場合0.5%以下)
・顧客が過去1年間に負担した信託報酬の概算金額を通知する
・信託契約期間が無期限または20年以上
・分配頻度が毎月でない
・ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていない

まとめ

新NISAの「つみたて投資枠」で投資できる商品とその商品の選定方法についてご紹介をしました。
・販売手数料なし
・信託報酬は一定水準以下(国内株のインデックス投信の場合0.5%以下)
・信託契約期間が無期限または20年以上
・分配頻度が毎月でない
・ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていない
・顧客が過去1年間に負担した信託報酬の概算金額を通知する
 
「つみたて投資枠」対象商品の選定基準って金融庁のホームページなどには大雑把にしか書いていません。
現状の「つみたてNISA」対象商品の条件とほぼ同じだと思います。SBI証券の説明は以下のようになっています。
■つみたてNISA対象の投資信託
■つみたてNISA対象のETF
https://faq.sbisec.co.jp/answer/5ef9a2224a6766001122d147
厳しい基準のように思えますが、各証券会社のつみたて投資枠の対象商品数は200に迫っています。
同じ指数に連動する商品であっても各社の商品を集めるとこのような数になってしまうのですね。これだと初心者にとってはハードルが高いので、
例えば信託報酬をが低いトップ10だけの商品にするなど、より少なくなる方法を考えていただきたいです。
「成長投資枠」は更に数が多いです。「つみたて投資枠」と同様により基準を狭めて、詐欺まがいの商品が入らないようにしていただきたい。
https://get-freelife.com/new-nisa-first
「つみたて投資枠」であってもより良い商品を選択し効率よく資産形成をしていきましょうね。
 
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