今株式を売ることはインフレ調整後のマイナスリターンを受け入れるということ

ボランティリティが高く、
不安定な相場は

投資家に対し
株を売って現金にするよう
誘惑をするかもしれませんが、

それは、

「インフレ調整後の
マイナスリターンを受け入れる
ということだ」

バンガードは提言しています。

株、債券の保有期間が長いほどマイナスになる確率は低くなる

以下のグラフ、
データが示すように

株や債券の保有期間が
長くなるほど実質リターンが

マイナスになる可能性は
現金よりはるかに低くなる

ことが分かります。

出典:Vanguard

 

資産別の各保有期間におけるマイナスリターンの確率

保有期間 株式100% 現金100% 株式60%/債券40%
1年 31.4% 42.6% 29.2%
3年 21.7% 44.2% 19.3%
5年 20.0% 44.7% 13.4%
10年 11.3% 43.5%   9.3%

このはグラフは
1935年~2021年までの
長期間のデータから
作成しています。

 

市場のタイミングをはからず投資を継続すべき理由

過去のデータから
最良の取引日と最悪の取引日は
非常に近いことが分かります。

よって、
どちらか一方を
回避することは困難です。

また、
最良の取引日は、
市場が長期にわたって

下落している期間に
発生していました。

これらの重要な取引日を
逃すと長期的なリターンが
大きく低下します。

出典:Vanguard

 

まとめ

バンガードが提言している
内容についてご紹介しました。

相場に一喜一憂せず、
タイミングをはからず、
淡々と投資を続けなさい

ということです。

バンガードは結論として

投資ポートフォリオに
関して、忍耐と展望が
成功への最善の道かもしれません。

としています。

これは、分かるようで
分からない言葉です。。

まとめた結論と
言いたいことは同じでしょう。

現金がコンスタントに
45%もマイナスに
なっているデータは衝撃的ですね。

このデータを見ると
現金比率を大きく
減らしたくなります。

しかし、
現在のような相場低迷期で
リセッションがせまっている
状況では現金は減らせません。

株式、債券 6:4の
ポートフォリオはオワコン
なんて記事も見かけましたが

長期的には歴史が示すように
今も十分に機能するでしょう。

私は現在は為替リスクが
大きいので外国債を所有していません、、

 

神様のように華麗なトレードが
できる人以外は株をひんぱんに
売買しないことをおすすめします。

 

「稲妻が輝く瞬間」に
市場に居ることが重要です。

インデックス投資をするなら「敗者のゲーム 」は必読の名著
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ひんぱんな売買は
リターンを低下させます。

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投資をするというのは
リスクとともに生きる
ということですね。

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