資産形成・運用の方法の1つとして私達の耳に入ってくるデイトレード、FX、仮想通貨、NFTは資産形成には向いていません。なぜこの方法で資産を形成することができないのでしょうか?
ニッセイ基礎研究所さん。
デイトレード、FX、仮想通貨、NFTは投資ではなく投機
ニッセイ基礎研究所さんの記事をまとめると、
資産形成に向いているのは債券、株式、リートなどの投資でデイトレード、FX、仮想通貨、NFT、美術品は投機であるため資産形成には向いていない。
債券、株式、不動産
投資は参加者全員の持ち分合計が増えていき、将来の利益合計がプラスになると合理的に期待できるもの。長期の資産形成に向いている。
インカムもしくは将来的な価値の増加を期待できる仕組みがある。
デイトレード、FX取引、暗号資産(仮想通貨)、美術品、NFT
参加者全員の持ち分合計が一定で、利益合計がゼロというゼロサムゲーム。
インカムはなく、本質的な価値が分からず、将来的な価値上昇を合理的に期待できる仕組みもなく、需給関係だけで価格が決まる。
まとめ
資産形成・運用に向いている投資、向いていない投機についてご紹介をしました。
個人的にはこの記事で取り上げられていうような、デイトレード、FX、仮想通貨、NFTなどについては否定はしていません。
しかし、多くの一般的な方が、長期的に資産形成・運用できる方法なのかと問われると話しは別で、この記事の内容に同意します。
実際に現在これらの投機ポジションはありませんが、過去にはデイトレード、FXについては試したことがあります。
仮想通貨については口座は開設しましたが、タイミングもあり購入には至っていません。
どちらかというと、自分で経験をしたい性格なのでしょう。
投機と理解をして少額で試してみるということに否定はしません。実際にデイトレードとFXについては試した上で自分には合わないと判断しそれ以降は取引はしていません。
多くはないとは思いますが、他の人であればデイトレードとFXが自分に合い大きく利益を上げられる方もいるでしょう。
調べに調べた上で投資をしない方がリスクです。
この記事では、個別株投資についても以下のように否定しています。
株式の場合、個別株1銘柄に集中投資したら、会社業績が好調であれば大きな利益を得ることもできるが、
会社業績が不調とかで倒産とかすると、株式価値がゼロになり、投資金額すべてを失うことになりかねない。
よほどの株式投資のプロやベテランでない限り、個別銘柄投資のリスクは高く、資産形成に向いていない。
私はもちろん個別株投資を否定しませんし、実際に個別株を保有しています。
大切なのは投機と同様に自分のリスクを超えた投資はしないことです。
この記事で資産形成・運用として推奨されている債券、株式、不動産についても自分が理解していないものに対してリスクを超えた投資をすれば「投機」となるのです。
投資を始めようか迷っている方であれば、NISA制度で長期に投資信託を購入し小さな成功体験を積むことからおすすめします。
ゆっくりと投資経験を積み必要であれば次のステップに進めばよいですね。
コメント