米国株の長期、積立投資が今後も最強なのか データで検証

米国株への投資はここ2,3年ぐらいで投資環境が整ったこともあり一気にメジャーとなり

投資歴、数年の投資家が「米国株が最強」などと発信する内容を見る機会も増えました。

今年、株価は大きく下落していますが米国株の長期、積立投資は本当に最強なのでしょうか。データで検証します。

米国株の長期、積立投資が今後は最強なのか

米国株投資が一気に広まった要因として投資信託ETFの投資環境の整備に加え、ユーチューバーなどの発信が大きかったように思います。

これで一気に一般層にも広がりました。

SBI証券、9月の投資信託の積立設定件数ランキングは1位をはじめ、トップ5のうちの3つを米国株がしめています。

 

日経新聞です。

長期積み立て投資、米国株最強説をデータで点検
ハナ 少額投資非課税制度(NISA)の拡充が話題ね。友達も海外株に投資したくて、つみたてNISAの口座を開いたんだけど、具体的な投資対象選びに迷ってる。「やっぱり米国株が最強なの?」って聞かれたわ。楽天証券もSBI証券も、9月の積み立て設定件数のランキングの一位は米国株連動投信だったらしい。岡根 何が最強かは時期による...

 

この記事の結論です。

・投資の大原則は分散なので「全世界株指数(日本を除く)」
・米国企業の強さを重視したいと思うなら「米国株」
・「ナスダック」は値動きが激しいので資金の一部が適切

各指数の株価推移
米国株の急伸は2010年代の途中からで、2000年代半ばまでは新興国株が大きく上昇していた。

指数の値動き
・米国株指数÷全世界株指数(日本除く)
・米国株指数÷新興国株指数
※値が大きくなっている時期は米国株の上昇率が他の地域に比べて大きいことを示している

 

各指数を積み立てた時の資産額
米国株、全世界株(日本除く)、新興国の指数を月3万円、10年間積み立て。

初めの方の時期は米国株への10年積み立てが優位、その後は新興国株が優位、そして2010年代は米国株が優位。

 

まとめ

米国株の長期、積立投資が最強なのか、データで検証した内容についてご紹介をしました。

結論としては、無難な内容となっています。

・投資の大原則は分散なので「全世界株(日本を除く)」
・米国企業の強さを重視したいと思うなら「米国株」
・「ナスダック」は値動きが激しいので資金の一部が適切
 
分散なので全世界株は分かりますが、なぜ「日本を除く」を推奨している?のかが分かりません。筆者は日本は見捨てているので省いていいよ。ということなのでしょうか。
 
”分散投資”という概念で全世界株を買うのであれば「全世界株(日本を含む)」をおすすめしておきます。一番無難な最適解の1つです。
インデックス投資の最適解 全世界株を買って「ほったらかす」だけ
経済評論家などがインデックス投資の最適解についてアドバイスをしてくれています。

 

新興国の積立投資はチャートを見てもなかなか厳しさを感じます。過去、新興国株を購入し保有していましたが、2020年の前半に全て売却しています。

今後、新興国株を買うとは思いますが、積立投資はしないでしょう。

ナスダックはコロナの底、一撃で購入したので、まだかなりの含み益となっています。ITバブルを経験しIT銘柄の怖さは分かっていたのでこのタイミングで購入できています。

記事の結論通り、レバナンスなどは購入しないで資産の一部に留めておくことをおすすめします。

 

近年は最強に思われている米国株も1970~1980年代に「株式の死」と言われる8年ほどの長期の株価低迷期があります。

出典:楽天証券

投資対象に合っている、間違っているということはありません。基本的には以下の内容となります。

投資対象を広くする:リスク小、リターン小
投資対象を狭くする:リスク大、リターン大
米国株でも個別株に集中投資をすることで莫大なリターンを得てFIREをされた方もいるでしょう。
自分が何を信じることができ、どこまでリスクを取れるかによって投資対象を決めてみてください。
 
 
より細かいデータで各インデックスを検証しています。
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山崎元さんは一貫して全世界株式でのインデックス投資をすすめています。
必ずしも全世界株が米国株よりリスクが低いわけではありません。
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