景気後退はFRBのインフレ対応次第

18日のダウはFRBのFOMC(米連邦公開市場委員会)を無事に通過したことで5日続伸し週間では5.5%高となり昨年、11月以来の上昇幅になりました。

 

日経新聞の記事です。

FRB、インフレ対応に残る「甘さ」(NY特急便)(写真=ロイター)
18日のダウ工業株30種平均は5日続伸。週間では5.5%高と2020年11月以来の上昇率となった。原油高と金融政策という2つの不透明要因が後退したのが大きい。金融政策では、米連邦準備理事会(FRB)が16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内7回の利上げ予想を示し、金融引き締めの道筋が見えたと受け止められた。もっと...

 

要約すると、

・FOMCでは0.25%の利上げを決めたが、異を唱えたのがセントルイス連銀のブラード総裁で1994~95年の利上げを例に出し年内に12回の利上げで政策金利を3%に引き上げるべきとした。

・1994~95年の利上げでは景気過熱がインフレを招く前に「予防的な利上げ」を行った。
・1995年2月までの1年間で3%引き上げ、利上げ幅は0.5%が3度、0.7%が1度のペースだった。
・インフレ率は2%台を維持し景気後退にはならなかった。

 

ブラード氏は利上げのペースが遅いので、このままでは景気後退になってしまうよ。ということを警告しているのです。

 

1994~95年の利上げを行った時の株価は以下のとおりです。

1994年
長期金利は8%台まで上昇しダウは2%高

1995年
ダウは利上げ打ち止めと長期金利低下で33%上昇

 

過去のデータが必ず今に当てはまるかは分かりませんが、今年の上昇幅はかなり低く、FRBがインフレ退治に失敗すると景気後退になる恐れがあるということでしょう。

そもそも、FRBはこのような状況になってしまっている時点で政策に失敗しているということです。

ウクライナ侵攻に気を使っている場合ではないのかもしれません。

景気後退を視野に入れながら投資を進める必要がありそうですね。

 

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