10月21日にFRBが利上げを減速するというニュースが流れ以降、大型ハイテク企業がさえない決算を出しているのにも関わらず株価は大幅な上昇となっています。
10月の米国相場
S&P500指数 VOOの昨年末から10月末までの株価です。
日付 | 株価終値 | 高値からの比率 | 昨年末からの比率 |
2021/12/31 | 436.57 | 0.00% | |
2022/01/03 | 439.25 | 0.00% | 0.61% |
2022/10/31 | 354.95 | -19.19% | -18.70% |
9月の米消費者物価指数(CPI)の発表で高インフレが続いていることが確認され、株価は大きく下落し10月の底をつけています。
その後、FRB利上げ減速のニュースを受けて急上昇という展開でした。
為替は日銀が投資家と150円をめぐる戦いをしていましたが、上記のニュースもあり一時的に円高に振れましたが、また円安に戻してきています。
10月末のポートフォリオ
10月末のポートフォリオです。
米国株価上昇により、久しぶりに大きく株式比率が増え、現金比率が減りました。
今月は10月の底でわずかに差値が届かず、、欲張るとダメですね、反省。
資産は前月比+7.4%、昨年末比+8.0%と更に円高が加速したことにより大幅増になりました。1ヶ月の金額ベースでの変動幅では過去最高額です。
というわけで、先月の昨年末比+0.6%のギリギリの状態から実感なく過去最高額を更新しています。
今の為替、株価ともに安定感はなく水ものです。
フローを増やしたいと言いつつ、高配当株は買っていないので現金は減るばかりです。なぜなら高配当株はほとんど調整していないので買えず。
妥協して買ってしまおうかなと思っている今日この頃です。
まとめ
FRB利上げ減速のニュース以降、底は脱したとの楽観的な予想も増えてきました。
11月2日のFOMCでのパウエルさんの会見の一言一句を世界が注目しています。
12月の利上げ減速を匂わせる発言があれば株価は大幅高になるのは間違えありません。
しかし、FRBは利上げ減速のニュースをリークさせた後の株価上昇で、市場を再度引き締める動きをしているので、ハト的な発言は控えるでしょう。
S&P500、昨年末比ではまだ -18.7%です。今年も残り2ヶ月となりましたが果たしてプラスまで上昇できるのでしょうか。
FRBが12月に利上げを減速させるのであれば、その可能性は残されていそうですが、他の選択をした場合は絶望的です。
引き続き、コツコツとやっていきましょう。
では、また来月。
コメント