クレジットカードの不正利用が過去最高 最新の手口と対策

クレジットカードの被害件数が過去最高になっています。最新の不正利用の手口と対策についてご紹介をします。

クレカ不正利用の最新の手口と対策

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「身に覚えのない2千円」はクレカ不正利用だった 少額で被害に気づかない?最新の手口とは | AERA dot. (アエラドット)
クレジットカード被害件数がいま、過去最高に達している。カードの不正検知システムの開発を手がける企業の調べによると、2022年のクレジットカードの情報流出件数は84万件を超え、過去最高を記録した。コ…

クレカ不正利用の対策としては、残念ながら「明細をよく確認する」しかないとのこと。

■クレカ不正利用の背景
コロナ禍で利用が増えたネットショップなどで、個人情報(氏名、住所、年例、カード情報)が漏れている
■不正利用の内容
・インターネットバンキングでの不正送金(45.7%)
・インターネットショッピングでの不正購入(23.0%)
■クレカ情報流出の原因
WEBスキミング
・オンラインショップ上のシステムの脆弱(ぜいじゃく)性をついた不正アクセス
・企業が不正アクセスをされ流出

最新の手口
Bot(ボット)が総当たりで、クレジットカード番号の規則性に従って、他人の番号を割り出す

・不正利用の金額が数百円から数千円と少額で気が付かないことが多い

■セキュリティに問題があるサイトでのカード情報入力は危険
・広告経由含めた格安通販サイトでの決済
・当選詐欺サイトへのカード情報の入力
・成人向けコンテンツサイトでの決済
・海外投資や仮想通貨、FXやオンラインカジノなど含む情報商材の取引
・不審ソフトウェア販売や、海外ホスティングサービスサイト、海外アップローダーサイトでの決済
・大手企業を騙った偽サイトや、なりすましメール経由のカード情報の入力
■クレカが不正利用されたら
クレジットカードが不正に利用された場合、消費者はカード会社が定める期限内に相談して過失が認められた場合、不正に利用された場合の代金は支払わなくて済む。

まとめ

「クレカ不正利用の最新の手口と対策」についてご紹介をしました。
カード情報を抜き取る手口はすぐに変化するため、犯罪者と対策をする事業者などの間でイタチごっこになっています。
ですので、私達ができる対策としては以下になります。
クレカ利用明細をチェックし見覚えがない利用履歴があった場合は、すぐにカード会社に連絡をする
 
事前の対策はなく、事後の対策だけしかありません。とは何とも寂しい限りです。
しかし、考えるだけでもいくつかの事前対策はあります。
1.PC、スマホのOSやアプリのバージョンは常に最新にする

2.ウイルス対策ソフトなどがある場合は最新にアップデートする
※有償ソフトの購入まではしなくよい

3.クレカを使うサイトのURLが正規のものか確認をする

4.二段階認証が利用できる場合は必ず利用する

5.メール、ショートメールで送られてきたURLにアクセスしてログインなどはしない

6.会計時など、なるべくクレカは他人に渡さない

7.利用しないクレカは解約する

最低限、この辺りは対応した方がいいです。
事後の対策としては、利用時のメール配信設定がある場合は利用しメールをよく確認しましょう。
 
WEB明細のチェックは、なかなかできていません。先ほど主に利用しているクレカ、直近数ヶ月分の明細を確認しましたが問題ないようです。(^_^;
心配な方はこの機会にチェックしておきましょう。
 
キャッシュレス化が進む社会で最低限のIT知識は身に付け、事前に対策できることはしていきましょうね。
 
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