「若い時から投資をするべきだった」
年齢にかぎらず投資を始め理解をした方、誰もが思うことです。では、50代からの投資はもう遅いのでしょうか。
そんなことはありません。
50代からの投資は遅くない
日経新聞さん。
・株式中心の積み立て投資で一定の成果を出すには、15~20年程度の運用期間が必要
・積立投資以外にまとまった資金で一度に購入する一括投資という方法もある
・長期低迷が続いた後で価格が上向いたケースでは、一括投資より積み立ての方が有利
・1989年末から2022年10月まで、代表的な全世界株指数であるMSCI ACWIの連動投信に月3万円投資していたら、資産は元本1185万円の5倍の約5900万円になっていた
・上昇基調が続いた資産なら、最初の時点での一括投資が有利
・月3万円の積み立ての元本1185万円を89年末時点で全世界株投信に一括投資できていた場合、資産は約1億930万円になっていた
・月3万円ずつ積み立てをすると、資産額は985万円
・元本720万円を一括投資すれば資産額は約1300万円
・300万円の一括投資と月3万円の積み立てで資産額は1525万円
・株価指標などを吟味し割高でないか判断
・年3~4回ずつ3年程度に分けて買うのも選択肢
・特定の業種など旬のテーマは避け、全世界に分散
・高コストの商品を避ける
まとめ
「50代からの投資」についてシュミレーションをした日経新聞の記事についてご紹介をしました。
全体的には投資の王道とも言える内容で正しいです。
50歳は若いとは言えませんが、この年齢から投資をして資産を築くことは十分にできます。
もし、10年程度しか投資を継続できなくとも”その資産を切り崩すことさえしなければ”、資産は勝手に増え、将来あなたを助けてくれることでしょう。
この記事では一括投資の優位性について説明していますが、50代の方は素直に積み立て投資をすることをお勧めします。
なぜなら、投資初心者が一括投資をした場合、心理的に耐えられないからです。
上昇し続けるインデックスへの一括投資は理論的に正しいことは理解していますが、
50歳で初めて投資をする方が何百万もの資産を一括投資し、その後の株価変動に耐えられるとは思えません。
最悪のケースでは、投資を継続できなくなる恐れがあります。
シュミレーションはあくまでもシュミレーションであり、人間の感情は考慮されていません。
まずは積立投資で株式投資というものに慣れ、興味があれば投資に慣れたところでまとまった資金を使っていく。という投資方法をお勧めします。
この投資の方が、大きく失敗する可能性は小さいです。
投資の基本は何歳の方でも変わることはなく、コツコツと継続していくことが最終的には近道になります。
目先の欲望に負け、リスクを取りすぎ株式市場から退場することだけは避けたいですね。
今日からコツコツと投資を継続していきましょう。
コメント