資産を100歳まで長持ちさせ、老後破綻しないための5つの方法

日本人の2023年の平均寿命は男性81歳、女性87歳です。100歳まで生きる方も珍しい存在ではなくなってきました。あなたの資産は100歳まで持ちこたえることができるでしょうか。

保守的なポートフォリオでは適切なリターンを確保できない

日本人の平均寿命はコロナウイルスのパンデミックまで伸び続けてきました。平均寿命は20年で8-9歳ほど伸びています。

女性の平均寿命は90代にとどきつつあり、「長生きリスク」を考慮しなくてはいけない時代になっています。

■資産を100歳まで長持ちさせる5つの方法

1.働き続ける(本業でなくてもいい)

Uberなどのパートや請け負いの仕事など何かお金になることが続けられないか検討してみる。

わずかな収入でも、老後資金の維持に大きく貢献する。

2.貯金を短期間で使い果たさないように計画を立てる

引き出し額は投資ポートフォリオの3-4%にとどめる。

退職する年齢、投資の頻度や額やタイプに応じて、必要になる蓄えの量は変わる。

貯金と投資を始める時期が早ければ早いほど、お金には成長しながら複利を得る時間が長くなる。

退職までの期間が長ければ長いほど、リスクの高い投資がやりやすくなる。

3.退職後もポートフォリオを市場に残す

引退した人々がよく犯す過ちは、保守的になりすぎること。

保守的なポートフォリオでは、100歳まで長続きするほどのリターンを生み出せない。

目指すべきは、適切な収益率を確保すること。つまり、インフレや税金よりも早く成長するポートフォリオを構築すること。

4.生活費を正確に把握する

基本生活に必要な費用、つまり生活費と、外食、娯楽、旅行なども含めたライフスタイル費の両方を知っておくことが重要。

5.自分の限界を超えて家族を助けない

わが子や孫のためにお金を使いすぎると、自分の生活を脅かしかねない。

子供たちには生きていく能力があるが、あなたは年をとればとるほど生計を立てるのが難しくなる。

BUSINESS INSIDER さんの記事はこちら

まとめ

資産を100歳まで長持ちさせる5つの方法についてご紹介をしました。

1.働き続ける(本業でなくてもいい)
2.貯金を短期間で使い果たさないように計画を立てる
3.退職後もポートフォリオを市場に残す
4.生活費を正確に把握する
5.自分の限界を超えて家族を助けない
 
1は必須の項目です。ただし、「働かなければいけない」のではなく「働かなくても暮らせるが働く」という状態を作っておくことが重要です。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA014FJ0R00C24A2000000/
老後破綻するかどうかは数十年前の自分の行動で決まってしまう。というのが悲しいかもしれませんが、現実です。
3については、この考え方がしっくりきました。
年齢が上がるとともに株式などのリスク資産の比率を減らす。というのが教科書的な考え方ですが、この考え方には違和感がありました。
それは、記述されているようにリターンが大きく減るからです。高齢であってもしっかりとしている方であれば、ポートフォリオの内容を大きく変える必要はない。というのが個人的な考えです。
バフェットさんは93歳、先日、お亡くなりになったマンガーさんは99歳でした。
私はリスク資産に8割以上投資をしています。

 

5については、たとえかわいい、我が子であっても成人して働かないようでしたら、家から追い出した方がいいでしょう。

 

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