サラリーマンが資産1億円を目指す為の支出削減

 

サラリーマンが資産1億円を達成することはかなり難しいと一般的には思われています。本当にそうでしょうか?私はそうは思いません。

 

サラリーマンの方の投資ブログを拝見させていただくとサラリーマンでもいわゆる勝ち組の属性が高い高収入の方が多いです。しかし決して諦めないでください。私のような属性の低いサラリーマンでも資産1億円を作ることは可能です。

しかし、好景気?(私は全く実感がありません)に浮かれていないで投資をする前にしっかりと守りを固めましょう。

 

資産形成は以下の内容に集約されます。

資産形成 =(収入-支出)+(資産×運用利回り)

すばらしい裏技は存在せず、以下の3つの方法しかありません。
1.収入を増やす
2.支出を減らす
3.運用利回りを上げる

凡人のサラリーマンがすぐに収入を増やすのは難しいです。また運用利回りを上げるにもスキルが必要でこちらも勉強と経験が必要です。そもそも資産が多くなければ利回りを上げても効果は薄いです。今からでも誰もがすぐに実行できることそれは支出を減らすことです。

 

バフェットさんをはじめ資産家に倹約家が多いのも改めてこの公式をみると納得します。世界屈指の資産家となった方が倹約をする必要もないと思いますが昔からの行動が染みついており自分に厳しい方なのだと思います。また、この考えがビジネスにも直結していると思います。〇TOWNの社長さんは行動が全く正反対ですね。(

 

大きな支出の見直し

まずは大きな支出からばっさりカットしましょう。一度上げてしまった生活レベルを下げるのは辛いかもしれませんが凡人が資産1億円を目指すのであれば必須の内容です。いろいろと例外はあるかもしれませんが目標を達成する為に自分に厳しくしましょう。

・自宅は購入しない
・車は購入しない(地方でバイクでも生活できない場合などは除く)
・生命保険、健康保険などの保険商品は購入しない
・子供の教育費用の見直し

 

まず高収入でない限りはローンを組んで自宅を購入した時点で資産1憶円からは遠ざかります。投資をする資金がこれでなくなってしまいます。

 

は究極の贅沢品です。車自体の購入費はもちろんのこと非常に高い維持費が問題です。

 

保険については独身の方、結婚していても子供がいない方は全く必要ありません。子供がいる方も貯金がある程度あれば入る必要はありません。貯金がない方で保険に入る場合でも事前に計算の上、子供が○○歳になったら解約するということを明確にしておきましょう。

 

私は子供がいませんが子供の教育費もかけ始めると上限がなくきりがありません。日本以上に競争社会の中国では借金をして教育費を支払っていた親が自己破産をするケースが多々あるようです。こうなってしまっては本末転倒です。教育全てにお金をかけることはできませんので取捨選択をした上でお金を使いましょう。

身近なところでもよく聞きますが最近は30,40代以上のいい年をした大人が実家に住み親に寄生していることも多いようです。厳しいようですが自分の為にもならないので心を鬼にして家から追い出しましょう。

 

 

私も初めからこのような行動ができていた訳ではありません。インターネットがない時代には知識もすぐに得られないこともあり?散財していました。入社と同時に生命保険に入り数年後には新車をローンを組んで購入していました。しかもお恥ずかしい話、保険を完全に解約したのも30代になってからの気がします。今となっては後悔だけです。みなさんは私の失敗を糧に失敗はしないようにして下さい。

 

固定費の見直し

大きな支出をカットした後は金額は小さくとも無駄な固定費を見直します。一度見直せば以後意識することなく継続的にカットできる支出です。例え数百円であろうと払う必要がない費用を永遠に払い続けるのは馬鹿らしいです。数十年払い続けるといくらになるのか計算してみてください。

・家賃の値下げ交渉、安い賃貸への引越
・携帯電話の費用見直し
・電気などの契約見直し

 

私は賃貸住宅に住んでいますが同じ賃貸で一番高い時の家賃と比べると交渉をして月額1万5千円徐々にですが下げてもらいました。これは管理会社の担当者によっても大きく左右されます。今後は更に安い賃貸への引っ越しを考えています。

 

携帯電話は格安SIMを使用して費用を抑えています。

 

電気については月額が3千円位なので東京電力以外に変えてもメリットがなく変えていませんが、当初の40Aから20Aへ契約を変更をして基本料金を下げています。2人暮らしでは電力の大きな家電を把握し3台などの複数台同時に利用しないことを意識していれば全く問題ありません。

 

 

変動費の見直し

大きな支出と固定費の見直しが終わればこれで守りはほぼ固まりました。後は固定費と同じように一度見直せば支出が削減できる変動費の削減です。

・還元率の高いクレジットカードの利用、見直し

 

変動費の削減に直結するのはクレジットカードの利用、見直しです。私は他にも電子マネーも場合により使い分けていますがここでは万能で還元率も高いクレジットカードの利用について説明します。支払いには常に現金を使わないことが支出削減に繋がることを意識して下さい。

クレジットカードは作らないことが一番というような記事も見かけますが正しく利用すれば非常に便利で支出削減に大きく役立ちます。私は100円を支払うのにもクレジットカードを使用します。現金より支払い時間が早く、ほぼ全てのものが割引されるからです。利用をするクレジットカードを正しく選択すれば電子マネーより還元率が高いです。

 

最近は業界全体で改悪が続き還元率が下がってきていますが、少しでも還元率のよいカードへの切り替えをして下さい。私は複数のクレジットカードを使用していますが2018年9月時点のメインカードは P-one Wiz カードです。
※このカードはかなり利率のよいカードですがアフェリエイト広告を出していないのか紹介されないことが多いです

このカードの良いところは年会費が無料で何も手続きをしなくても購入金額から自動的に1.0%が差し引かれた金額が毎月の請求金額になるところです。そして利用金額の0.5%Tポイントに交換が可能で合計1.5%の還元率となっています。このカードの注意点としてはリボ払いが前提のカードなので必ず利用前に専用のサイトでリボ払いを解除する設定をして下さい。私はこのTポイントふるさと納税の支払いに使っています。

 

他に所有しているサブカードの1枚目はリクルートカードです。nanacoへクレジットチャージをしてコンビニで税金を支払う時に利用しています。nanacoへのクレジットチャージでポイントが溜まるカードが少なくなっている中でも1.2%の高い還元率となっています。年会費は無料です。

 

2枚目はイオンカードセレクトです。オートチャージの設定をしてWAONで支払いをする時に利用しています。還元率は1.0%です。年会費は無料です。

3枚目はビックカメラSuicaカードです。オートチャージ設定をしてSuicaで支払いをする時に使用しています。還元率は通常加盟店での支払いで1.0%、JR東日本のSuicaチャージ・オートチャージ・窓口での切符購入・定期券の購入では1.5%です。年会費は初年度無料でその後は年1回利用すると無料になります。

 

4枚目は楽天カードです。nanacoのクレジットチャージでポイント対象外のカードとなってからは利用する機会が減りましたが来月から楽天証券で投資信託、積立購入のクレジット決済で1.0%還元されるようになるので今後、メインの証券会社を長年利用していたSBI証券から楽天証券へ変更をしてこのカードの利用を予定しています。年会費は無料です。

 

まとめ

このようにまずは大きな支出を止め、その上で固定費の見直しを行うことで支出の見直しは90%が完了します。後は苦にならない程度に変動費の削減を進めて下さい。生活レベルは一度上げると戻すことが難しいのでなるべく上げないように心がけて下さい。特に小さい頃から子供にお金を与えるとろくな大人にはなりません。賢明な資産家は子供には「うちにはお金がないから」と言い聞かせて育てたという話もよく聞きます。

 

もちろんここでは年に複数回海外旅行をしている、毎日外食などなど明らかな贅沢をしているケースは細かく指摘していません。自分自身で何を目標とし目標を達成するにはどのようにすればよいのか再度よく考え支出を見直してください。

 

守りを固めた上で、給与からの投資を早くからコツコツと行えば資産1億円を達成することは属性の低いサラリーマンでも可能です。

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