NISA 5年の非課税期間終了後はどうする?

米国市場が引き金となり世界株安の流れになっています。今まで書いているとおり淡々と投資を続けていくのみです。バタバタせずにいきましょう。

NISAを利用し5年経った際に使いづらいと思った点をまとめてみました。

 

 

NISAつみたてNISAiDecoと利用者の為になる制度を国が整備してくれるのは、うれしいのですが制度自体が複雑で対応すべき書類、手続きなど面倒なことが多く非常に分かりずらいです。これらが利用者が大きくは増えない一因だと思っています。

 

頭のよい方々が集まって制度を決めているのに何故このように先を考えていないような似たような制度を後から出してくるのでしょうか・・海外の制度を参考にして後出しのはずなのですがよく見習ってコンセプトと違っている箇所は改善、一本化してシンプルな内容にして欲しいです。

 

私はSBI証券で2014年からNISAを利用していますが、今年からできたつみたてNISAに切り替えています。あまり調べずにNISAの非課税期間が終了したら更に5年間非課税を継続できるロールオーバーを選択をすればいい。と思っていましたがどうやらその選択はできないようです・

 

NISA口座で5年の非課税期間が終了する投資信託は以下の3つの選択肢になります。
2014年に購入した投資信託は2018年まで、2015年に購入した場合は2019年までと・・・手続きをする必要があります。

 

1.ロールオーバー:翌年のNISA非課税枠へ移管
⇒同一証券会社のNISA口座・手続きが必要

2.課税口座(特定/一般口座)へ移管
⇒手続き不要(サポートへの連絡、書類の提出が必要になる場合もあり)
3.非課税期間満了前に売却
⇒売却手続きが必要

 

 

NISAつみたてNISAの口座はどちらか1つしか作ることができません。
私は今年開始されたつみたてNISAに変更をしてしまっているので、もし非課税期間延長のロールオーバーを選択するには来年から再度NISA口座に変更をする手続きが必要になります。
 
 
 
しかし、今後もつみたてNISAで運用をしたいので、売却するしか方法がありません・私は売却せず持ち続けたいのですが必要に迫られ売却することになってしまうのです。こういうところがNISAのデメリットです。
 
 
頭では分かっていたつもりでも実際に利用してみて初めて分かることが多いです。NISA制度が始まった時期はたまたま株式市場の環境が悪くはなかったので、収益はたまたまプラスになっていますが、これが環境が悪い時期であればより状況は悪くなっていたかもしれません。
 
 
 
NISAはロールオーバーができるとはいえ、5年という短中期で結果を出さなければいけないので短中期の株式市場の状況銘柄タイミングを誤らないようにして投資を行う必要がある比較的難易度が高い制度だと思います。
 
 
 
私は自分のスキルはそこまで高いとは思っていませんので今後、NISAを利用することはないと思います。NISAを利用するのであれば特定口座を長期的に利用する方法を選択します。
 
 
 
期間が20年のつみたてNISAはリスクが少なるということはないですがNISAに比べると比較的、結果は出し易いと思います。
 
 
 
このようなNISAの制度をよく理解し5年後の対応を行ってみて下さい。私のようにNISAを止めるというのも一つの選択です。

コメント