あなたの生命・医療保険は本当に必要なのか?

前の会社の同期から十数年振りに連絡がありました。メールも変えていたのでショートメールからの連絡。今までほとんどやり取りもなかったので怪しいなと思いつつも会うことにしました。ちょっとしたことから、保険に関する討論を繰り広げることになりました。。。

 

誘ってはきても店などの段取りはしないので私が店を決め来れると連絡があった時間に待ち合わせをしました。そして当日は店が混んでそうなので早めに仕事を切り上げ、待ち合わせの10分以上前には到着し先に店で待っていました。

 

しかし約束の時間になっても来ません。連絡もありません。10分経過・・来ません。連絡もありません。15分経過・・・俺は騙されているのか?と思っていたところでようやく来ました・・・あまり気が長い方ではないのでそろそろ帰ろうかと思っていたところでした。

 

まさか仲のいい関係でもなく十数年ぶりに誘いがあり向こうが指定した時間に連絡もせず遅れてくるとは思ってもいませんでした。理由を聞くと特にアクシデントが発生したという感じでもなく早ければ来れる時間だったと・・・いい年なんだから遅れるなら連絡ぐらいできるだろ。

 

そんな感じで始まりましたが前職のIT業界から離れ保険営業など様々な職を経験した後、現在は元の職種に戻ったということでした。

 

保険営業の話をしている時に「日本人は入らないでいい多くの人が生命保険に加入しているよね」という話をしたところ納得がいかない様子。営業として勉強はしたと思ったので、お金が十分にあっても必要?80歳以上の人でも必要?という質問をしているとそこに引っかかったらしく「80歳以上でも入る必要がある人はいる」と力説してきました・・・

 

理由を聞くと「自分が保険に助けられたことがあるから」と。それまでいくら払い込んだの?と聞くと返答がありませんでした。その前にあなたは80歳の人とは条件が全く違うので必要かもしれないけど。答えになってないでしょ。そして一体どれだけ払ったのという感じでした。

 

80歳以上でも保険に入るべき人はいるかもしれないけど?正直に言うと、もしそういう人がいたとしてもその年まで準備を全くせずに生きてきたんだよね。それは自分が悪いんでしょ。その年で保険にお金を払うぐらいなら有益に使うか貯金をして少しでも備えた方がいいのでは。
と心の中で言っておきました。

 

お酒が入っていたので熱くなりかけましたが、この人にこれ以上話をしても話が通じなく面倒になったので「そうだね。私が間違ってた。そういう人もいるよね。」と適当な返事をしておきました。

 

日本人は本当に保険が大好きです。恥ずかしながら妻も医療保険、ガン保険に入っています。何度も説明はしましたが未だ解約せずにいるようです。もう諦めました(笑)

この記事でも書いていますが以下の方は確実に生命保険、医療保険は必要ありません。

サラリーマンが資産1億円を目指す為の支出削減
サラリーマンが資産1億円を達成することは難しいと一般的には思われています。本当にそうでしょうか?私はそうは思いません。

・独身の方
・結婚していても十分な貯金がある方

この方々が保険に入っている場合「保険に入らないでいい多くの人」になります。上記以外の方で自分に何かあった場合、妻、子供を路頭に迷わせるようになってしまうような方は必要だと思います。ただし、まずは今知らず知らずに加入している保険(住宅ローンの団体信用保険生命、医療保険制度、会社の団体保険など)について理解しそれでも必要な方は検討をしてみてください。

 

保険信者の方は何故、今だ保険会社が高額な給与体系なのか、外資が日本に参入してくるのか考えてみることから始めてみるといいかもしれません。

 

私が保険について勉強をしたきっかけは、よくある保険の見直しショップに行った時に月に十数万貯金ができるのであればそれを全て保険に回したほうがいい。と他の保険を勧められたことです。知識はなくともさすが疑問を持ち調べました。しかし、これで月に十数万の保険に加入してしまう人も中にはいるのだと思います。

 

銀行、保険などに関する会社は、親身になってベストな資産運用の方法、保険を紹介してもらえると思ってはいけません。彼らは一会社の社員で自分の成績を上げ会社の利益に貢献しないといけませんので消費者ではなく会社が利益になるようなことを提案してきます。よって私が実際に経験したように消費者のことは全く考えていない人も多々いますのでご注意を。

 

知識がない人はネギをしょったカモに見えていると思います。いきなりそのような場所に行くのではなく、まずは自分でネットで調べ勉強することをお勧めします。一般的に保険は家の次に高価な買い物ですので人の意見で決めるのではなく自分で調べ納得した上で慎重に決めましょう。

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