生命保険と医療保険はほとんどの方にとって不要です。長期間契約している方ほど資産を増やすことができません。
生命保険と医療保険は50歳以上は不要
プレジデント オンライン、大江秀樹さんの保険に関する記事はこちら。
「生命保険も医療保険も不要」そう断言するお金のプロが入っている3つの保険 入るべき保険と入る必要の無い保険
老後に向けてどう備えればいいのか。経済コラムニストの大江英樹氏は「まっさきに見直すべきは保険だ。保険への支払いより、手元に現金を残すことを優先したほうがいい。私が入っている保険は3つしかない」という――。(第2回/全2回)
要点をまとめると。
■保険は最も無駄な支出
■保険を利用すべき条件は1~3が全て揃ったケース
1.めったに起こらないこと
2.もし起こったら自分の蓄えでは到底まかなえないこと
3.それがいつ起きるかわからないこと
■必要な保険
自動車保険の「対人賠償」
※車両保険は不要
■生命保険に入る必要がない人
生命保険の役割は、一家の働き手が亡くなってしまった時に残された遺族の生活保障。
定年退職者:子供が独立しているなら不要
独身者:扶養者がいないので不要
生命保険の役割は、一家の働き手が亡くなってしまった時に残された遺族の生活保障。
定年退職者:子供が独立しているなら不要
独身者:扶養者がいないので不要
■生命保険に入った方がいい人
・年齢が若く子供がいて配偶者が働いていない方
・高齢で数億円の資産を持っている方(相続税対策)
■生命保険に入る時に確認すべきこと
以下を把握した上で、足りない分だけ安い掛け捨ての生命保険に入る。
・遺族年金でいくらもらえるのか
・会社に遺族補償や弔慰金といった制度がないか
■医療保険は不要
貯金があれば、医療保険は不要。
治療費をまかなうのは公的な医療保険。民間の医療保険は公的な医療保険ではカバーできない部分をまかなうため。
※入院した時の食事代、個室に移る場合の差額ベッド料、タクシー代など
公的医療保険には「高額療養費制度」があり自己負担は10万円に満たない。
民間保険が販売されるようになったのは2000年頃。それまでは公的医療保険でカバーされていた。
高度先進医療とは治療の効果が確認されていない実験的なもので、効果があるか分からないというレベルの治療。
■保険の見直しで1000万円以上増やせる
生命保険と医療保険は解約する。
生命保険と医療保険は解約する。
毎年40万円以上、払っているケースで50歳から70歳まで貯金すれば800万円になる。
治療費は公的医療保険でまかない、個室やタクシーの費用は貯金から支払えば1000万円以上貯めることが可能。
まとめ
生命保険と医療保険は50歳以上は不要という内容についてご紹介をしました。
・生命保険は「年齢が若く子供がいて配偶者が働いていない方」以外は不要
・医療保険は不要。
・医療保険は不要。
ほぼ同じ考えです。上記のようにほとんどの方にとって生命保険と医療保険は不要です。
保険に入った人がいい人に「高齢で数億円の資産を持っている方」とありますが、数億円の資産では個人的には必要ないと考えます。
“相続税対策”という言葉も販売員の販売文句になっていそうな気がしますね。
保険でタチが悪いのは、販売員が不安をあおって高額の保険を勧めてくることです。
彼らも商売なのは分かりますが、証券会社、銀行の販売員と同様に「合法的な詐欺」としか言いようがありません。
私も例外なく入社時の合法詐欺に引っかかり、お金に目覚めるまで10年位も生命保険を払い続けていました。
今となっては独身で生命保険に入る意味が分かりません。過去の汚点で高額な出費になりました。。
今回、ご紹介した内容と同じようなことを書いている記事はこちら。
あなたの生命・医療保険は本当に必要なのか?
前の会社の同期から十数年振りに連絡がありました。メールも変えていたのでショートメールからの連絡。今までほとんどやり取りもなかったので怪しいなと思いつつも会うことにしました。
久しぶりに保険の記事を書いた気がします。上記の私の記事にも書いているように”ほとんどの方に不要”な生命、医療保険は自宅の次に高いものですので、人生を棒に振る可能性もあります。
不安にあおられ契約をしてしまう前に今一度、自分の頭で考えましょうね。
最後に、「よし!保険を見直そう」と「保険の窓口」とかに行ってはいけません。新たなゴミを売りつけられるだけですので。^^
大きな出費に繋がる自宅と保険に引っかからずに優良商品に投資をすれば自然と富裕層は見えてきます。
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