S&P500に過去20年の積立投資で資産は4倍以上に

eMAXIS Slimシリーズに過去20年間、積立投資をしてい”たら”どのぐらいの資産額になっていたかというシュミレーションがありました。

AERAdot.さんの記事です。

eMAXIS Slim徹底検証! 投信を毎月1万円×20年積み立てたらいくらになるか | AERA dot. (アエラドット)
毎月1万円を預金でつみたてたら、1年間で12万円、10年で120万円、20年で240万円。メガバンクの定期預金(0.002%)に預け続けても、もらえる金利は20年で1000円以下だ。これが投資信託…

過去20年の積立投資で資産は3~4倍に

シュミレーション内容
もし、eMAXIS Slimシリーズ13本で毎月1万円を20年間(2002年2月~2022年2月)積み立てていたら資産額はどのぐらい増えていたのか。
結果は以下のようになりました。

出典:AERAdot.

 
米国株式(S&P500)がずば抜けたリターンで4.1倍に増えています。
そして、先進国株式で3.3倍、オールカントリーで3.0倍となっています。
記事の内容だけでは分かりませんが、税引前の金額と思われますので換金した場合は20%以上が税金で持っていかれます。
しかし、数字で見ると説得力がありますね。これが複利のパワーです。
 

まとめ

データから分かるように投資すべき商品としては、米国株先進国株全世界株の3択になります。
このシュミレーションはあくまでも直近20年間、しかも今年2月の下げ相場前半までのデータなのでいいとこ取りのタラ、レバの話だということです。
株式のリターンは切り取る期間によってどのようにでもなる。ということは理解しておきましょう。
 
それを理解した上でも、20年間積み立て投資を続ければバラ色の未来が待っている?かもしれないという期待は持てますね。
しかし、実際に20年間投資を続けるというのは難しいことだと感じています。
株価変動に耐えられなくなる人、リスクの高い投資に手を出して退場する人、入金ができなくなる人などなど理由は様々です。
私自身も「入金力」という面でつみたてNISAを20年間、続けるのは難しいと感じています。投資とは稼ぎがあって初めて成り立つということです。
 
下げ相場でも投資を止めることなく、長期間コツコツとインデックス投資を続け果実を手に入れましょうね。
 
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