つみたてNISA口座での11月最新の売れ筋ランキングと上位ランキングにはない、お勧め商品をご紹介します。
AERA dot. さん
つみたてNISAの口座数が221万増 米国株下落でも“日本人の米国株買いは止まらず” | AERA dot. (アエラドット)
この1年で221万も増えたつみたてNISA口座。米国株投資信託の人気は現地の株価が不調でも衰える気配がない。AERA2022年11月28日号の記事を紹介する。
つみたてNISAの売れ筋ランキング 外国株式が上位を独占
11月最新のつみたてNISA口座での売れ筋ランキング、トップ20は以下のとおりです。
売れ筋ランキングデータの詳細
・対象はつみたてNISA対象の投資信託、ETFのインデックス型185本(10/31時点)
・純資産総額の大きい順にランキング
・データは11/7に取得
・対象はつみたてNISA対象の投資信託、ETFのインデックス型185本(10/31時点)
・純資産総額の大きい順にランキング
・データは11/7に取得
■11月売れ筋ランキング、トップ20
・「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が1位。この規模はすべての投資信託(約6千本)で見ても2位
・米国株は下落中だがつみたてNISA口座は増え、米国株投資信託の人気もおとろえていない
・投資信託は円建てなので円安が落分を吸収し値下がりしないので、心理的なダメージが少ない
・投資信託の積み立ては、相場が上がっても下がっても、やめないことが大事
・米国株は下落中だがつみたてNISA口座は増え、米国株投資信託の人気もおとろえていない
・投資信託は円建てなので円安が落分を吸収し値下がりしないので、心理的なダメージが少ない
・投資信託の積み立ては、相場が上がっても下がっても、やめないことが大事
トップ10のうち、日本株を含まない投資信託が8本と米国、先進国の外国株式を中心として人気が高いことが分かります。
まとめ
つみたてNISAでの11月時点の売れ筋ランキングについてご紹介をしました。
トップ10に入っている投信は米国株、全世界株、先進国株、日本株の4種類でした。
1位のeMaxis Slim 米国株式(S&P500)と2位のeMaxis Slim オールカントリーはもはや鉄板と言ってもよいでしょう。
発展途上の日本の投資信託の仕組み上、しかたがありませんが後発の投信ほど手数料が低くなる傾向があります。
よって、現在上位に名前を連ねている商品だからといって正解だとは限りません。
以下の商品については、上位の商品ではなく、下位の商品を購入することをおすすめします。
同等の内容の商品でコスト、実質リターンともにより優れています。
3位の楽天・全米株式インデックスファンドを購入されている方
⇒ 14位のSBI・V・全米株式インデックスファンド への切り替えをおすすめします。
偶然にも?なにかと世間を騒がせている楽天の商品が脱落です。楽天にはこれ以上、コストを削減する余裕はないでしょう。
こちらの記事ではインデックス投資について概ね、適格な説明が記述されていましたが、
「金融リテラシー」について記述している割には最後に残念な文言がありました。
それにしても、日本人が日本株でなく、米国株投資信託を買いまくるという皮肉な構図。
この言葉に筆者の金融リテラシーが表れています。
なぜなら、以下のeMaxis Slim オールカントリーの日本株構成比率をみても分かるように全世界での日本株の比率は5%程度です。詳細内容はこちら。
“インデックス投資”を選択されるような方は日本株のインデックスに集中投資をするより外国株への投資を選択する方が
リスク、リターン的にも金融リテラシーが高いと言っても過言ではありません。まったく「皮肉な構図」ではありません。
筆者が今だに”日本人は日本株を買うべき”というバイアスにかかっているだけです。
しかし、ここ数年の米国株信者の増殖には違和感を感じていることは確かです。
現時点で米国を投資対象から外すことはあり得ませんが、投資対象は今後も臨機応変に変更していきます。
何事ももう信することは避け、客観的な目で判断をしていきましょうね。
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