アメリカで既にリタイアしている人へのアンケートで後悔していることや問題になっていることが明らかになっています。
今後リタイアする人に伝えたい後悔していること
アンケートをおこなった調査対象者や後悔している内容です。
調査対象者の人物像
以下、調査機関と対象者です。
時期:2022年4月26日~5月8日
対象:米国でリタイアをしている1100人以上
年齢:55~80歳
資産額:5万~500万ドル(675万~6億7千5百万円)※住宅除く
後悔していること
リタイアしている方が後悔していることです。
・もっと早く資金計画を立てておけばよかった
・インフレを考慮しておけばよかった
・税金を考慮しておけばよかった
貯蓄・資金計画
貯蓄、資金計画についての回答は以下のとおりです。
回答者の70%
若い頃の自分に対して、より多くの貯蓄と投資をより早く始めるようアドバイスする。
回答者49%
退職後の生活設計をもっと早くから始めていればよかった。
資産50万ドル以下の55%
資産50万ドルから200万ドルの40%
資産200万ドル以上の23%
もっと早くから貯蓄を始めていればよかった。
具体的な方法としては、以下の内容などをあげています。
・休暇を減らす
・子供の大学進学の費用を減らす
・401kローンを使わない
・積極的な投資
・FPに相談する
インフレ
経済的に一番心配なことは何かという質問に対して、インフレが第1位になり、5年前の4位から上昇しています。
研究者は「退職前と退職後のインフレに対する懸念の高まりは、多くの退職者が高いインフレ率を予想していなかった、あるいは十分な備えをしていなかったことを示している」としています。
税金
税金は人生で計算ができる数少ない確実なものの1つかもしれません。しかし、退職後、様々な収入源からどれくらいの税金がかかるのかは、多くの人は理解していません。
回答者の48%
退職後の家計に税金がどのように影響するか理解していない。
回答者の40%
予想と異なる税金を支払っている。
過半数
予想以上に支払っている
回答者の23%
予想と同じ税金を支払っている。
公認会計士は、できれば退職前に退職後の収入を引き出す際の税務上の賢明な戦略を税務専門家に相談してください。としています。
まとめ
アメリカでリタイアされた方が後悔していることについてご紹介しました。
・もっと早く資金計画を立てておけばよかった
・インフレを考慮しておけばよかった
・税金を考慮しておけばよかった
・インフレを考慮した資金計画を立てる
・税金について勉強する
少し、古いですがプレジデントの記事にあった「お金と暮らし」についてリタイアされた方が後悔していることです。
「もっと貯金しておけばよかった」が圧倒的です。「投資をしておけばよかった」が12番目なのは日本らしいですね。
アメリカの記事だと貯蓄=投資のようなニュアンスで2つの言葉はセットで書かれています。
今回、偉そうに結論として3つ挙げていますが、私は全くできていなかったですね。
30代前半までは散財し、税金についても必要になった時に慌てて勉強しています。
税金の知識がなかった為に大きく損をしたことも多いです。
後悔が多い人生ですね。^^
20代の方が現在の整ったインターネット環境と投資環境でこれらのことをコツコツと行えば、30~40代で5千万から1億円以上の資産を作ることは難しくありません。
40,50代の方でも遅いということはありませんよ。
コツコツとがんばっていきましょう!
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