米国のインフレはピークを付けたものの2月に発表された様々な主要指標より経済は強い状態が示されているため、株価は大幅上昇も下落もできない状態が続いています。
2月の米国市場
S&P500指数 VOOの昨年末から2月末までの株価です。
日付 | 株価終値 | 高値からの比率 | 昨年末からの比率 |
2022/01/03 | 439.25 | 0.00% | |
2022/12/30 | 351.34 | 0.00% | |
2023/02/28 | 364.05 | -17.12% | 3.62% |
昨年12月末からの株価上昇は2月前半に一旦ピークを付け下落トレンドになっています。
1月の消費者物価指数(CPI)はなだらかに下落を続けている一方で1月の雇用統計は雇用者数は予想を大きく上回り、そして失業率は予想を下回るなど堅調な状態が続いています。
雇用者増:51.7万人(予想18.5万人)
失業率:3.4%(予想3.6%)
平均時給:4.4%(予想4.3%)
2月末のポートフォリオ
2月末のポートフォリオです。
各比率は先月からまったく変わっていません。株価が下落した分は円高で補われたということでしょう。
昨年から為替の変動が激しいので資産には株価よりも為替による影響の方が大きいですね。。
資産は先月比+2.3%、昨年末比+4.9%になりました。
まとめ
「休むも相場」とは言いますが、久しく何もしていない状態が続いています。^^
ある一定ラインを超えると株価はスルスルと上昇してしまいそうですが、今の水準では積極的に買うこともできません。
今に始まったことではありませんが、
経済状況が堅調だから株価が上昇した。経済状況が堅調で金融引き締めが厳しくなるから株価は下落した。
など株価に対する理由の後付けがすさまじい。
「But NewsはGood News。Good NewsはBut News。」なんてことが言われて久しいですが、
いつ「Good NewsがGood News。But NewsはBut News。」になるのでしょうか。
米ステラジストが今年ハイテク銘柄が急上昇したことにより「Good NewsがGood News。But NewsはBut News。」に流れは変わった!
なんてことを言っていましたが、どちらにも行き先を失っている株価を見るとまだそう簡単ではなさそうです。
焦らずのんびりといきましょう。では、また来月。
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