金融不安の火種はまだ、くすぶり続けていますがそれを上回る、投資家の買い意欲により米国の株価は上昇を続けています。
4月の米国市場
日付 | 株価終値 | 高値からの比率 | 昨年末からの比率 |
2022/01/03 | 439.25 | 0.00% | |
2022/12/30 | 351.34 | 0.00% | |
2023/04/30 | 382.05 | -13.02% | 8.74% |
3月のSVB破綻に伴う混乱が落ち着いて以降、株価は急上昇を続けていましたが、ファースト・リパブリック・バンクの信用不安で再び下落。
しかし、比較的堅調な企業決算により再び株価は月末に急上昇しました。
3月の消費者物価指数(CPI)は総合5.0%、コア5.6%と9ヶ月連続で低下しています。
3月の雇用統計は平均時給の伸びは低く多少の鈍化は見られますが相変わらず堅調な内容。労働参加率は62.3%まで増加しましたが、コロナ前の水準にはまだ戻っていません。
失業率(前月比):3.5%(予想3.6%)
平均時給(前年同月比):4.2%(予想4.3%)
4月末のポートフォリオ
4月末のポートフォリオです。
今月も銀行の混乱はあったものの、株価は月末にはすぐに回復した影響で株式比率が増え、現金比率が減少。
WFCの株価は回復には程遠く、沈んだままで足を引っ張っています。
日銀の金融緩和継続でドル円は円安に振れ、137円台へ。
これらの影響(ほぼ為替)で資産は増加し先月比 +2.7%、昨年末比 +7.0%となりました。
まとめ
今月も銀行騒ぎはあったものの、市場はほとんど気にしてないようで関心はFRBの0.25%の最後?の利上げに移っているようです。
企業決算も今のところは大コケする企業もなく順調に進んでいます。
引き続きS&P500は上昇トレンドで年初来高値を更新する勢いです。
米国株価は下落する、下落すると言われながらも上昇を続けてきましたが、アノマリーの「Sell in May」で下落が始まるのでしょうか。
広瀬さんは通常のアノマリーどおり5月~10,11月までは株価は弱いが昨年末比では14%上昇すると予想しています。
どこかで、拾えることを願いましょう。
そういえば、去年の底付近から少額積立以外の投資をしていないのは気のせいかな。 (^_^;
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