日経総研は個人投資家が新NISAで外国株に投資をする影響で円は2027年までに6円安くなるとしています。
円は新NISAにより2027年までに6円安くなる
日経新聞さんの記事はこちら。
要約すると。
・個人が毎月3000億円超を株式など海外資産に投じるとの試算
・積み立て投資が多い月の前半に円が弱含む場面が増えそう
・「成長投資枠」と「つみたて投資枠」で年間で最大3.9兆円の海外投資が発生する可能性がある
・月間で3250億円の円売り・外貨買い需要が発生する
・海外株の年間の買い付け額が約5.2兆円ずつ伸びるという前提だと、27年までに対ドルの円相場を最大6円ほど押し下げる効果がある
・月の前半に円安が進んだり、円高が進みにくくなったりする公算が大きい
・積立投資を1日、5日、10日にする人が多い
・日米、長期金利差は3.2%程度で2023年末から大きく変化していないが、2023年末と比較すると5~6円ほど、円安になっている
・日米金利差、貿易赤字には歯止めがかかっているのに円が下落しているのは新NISAが要因との見方がある
・円売りという事実を認識する人が増えれば、それを材料にした円売りも増える
まとめ
新NISAで個人投資家の外国株への投資で円は2027年までに6円も安くなる可能性がある。ということについてご紹介をしました。
今後、ドル円が3年で150円台半ばにまで円安になるのかは、分かりません。短期的な為替など予想できるものではないと個人的には考えています。
しかし、10年前から50円程度も円安になっているので、可能性としては大いにありますね。
日本人は円安の中でも日本株を売り、外国株を買う。一方で外国人は安い日本株を買う。という動きがおもしろいです。
と思ったのですが、10年ほど前に私がしていたことでした。(^^;
より日本株が魅力的になり、国内、海外ともに買われるようになれば、円高方向に進むのでしょうか。
株価は「今が安いか高いか」、為替(ドル円)は「今が円高か円安」かは後になってみないと分かりません。多くの一般人にとっては予想をしても無駄です。
その解答が、「ドルコスト平均法でインデックスファンドを買う」ということです。
私は”超”凡人ですが、今までと変わらずインデックス投資をしつつ、タイミングを見ての投資もしていきます。
日本株のリベンジもしてみようかな。
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