S&P500を月の中旬に買えばリターンが上がるのか?

バフェともです。

 

最近、米国株は月の中旬になると
下落すると話題になっています。

 

下落原因はオプション売買の影響か

月の中旬に下落している
原因として言われているのが
オプション売買による
ポジション調整です。

 

投資家はマーケットメーカーという
業者を介してオプションを売買しますが

マーケットメーカーは
ポジションを調整する為に
投資家からの依頼と
反対の売買をする必要があります。

 

その調整をしているのが、
毎月、第3金曜日前後なのです。

 

S&P500 は月の中旬に下落している

S&P500のチャートを確認すると
確かに5月ぐらいから
月中旬の下落傾向が見られます。

 

特に6,7,8月と第3金曜日の前後に
下落しています。

9月も下落傾向ですね。

 

タイミングをはかる投資は成功しない

では、タイミングをはかって
S&P500を月の中旬に買えば
リターンが上がるのでは
なんて妄想をしますが、

例えこれがオプション売買の
影響であっても
個人投資家が
狙って成功させるのは難しいです。

 

もし確実にこのような影響が
あるとしても
機関投資家が
すぐに狙いを定め売買をし

あっという間にこのような
傾向はなくなるでしょう。

 

個人投資家が50%の下落で
利益を取りにいくことはできても
1-2%程度の下落は誤差で
狙いにいくようなものでもありません。

 

 

9月のマーケットメーカーの
ポジション調整は以下の日程です。

9/15 VIXオプション
9/17 個別株、インデックスのオプション

15日は下落はしませんでしたね。
第3金曜日にあたる17日は
下落するかもしれません。

 

テーパリングの影響

テーパリングは
11月のFOMCで発表をして
12月に開始をする。
というのが大方の予想のようです。

 

FOMCで利上げ時期の前倒しを
予想させるような発言があれば
投資家がリスク資産を減らすなどの
ポジションを調整することで
株価下落になることも
あるかもしれません。

 

心の準備はいつでもしておきましょうね。

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