お金を確実に増やす「投資信託」の選び方 50歳からでも間に合う

初心者が投資をしようとした時に一体何を購入すればよいのか分からない方が多いと思います。そのような方に投資商品の選び方についてご紹介をします。

「投資信託」の選び方 必ず 交付目論見書 をチェック

初心者、ベテランを問わず、手間がかからないタイパがよい投資商品と言えば「投資信託」の一択です。今回はこの「投資信託」の選び方についてご紹介をします。

幻冬舎 GOLD ONLINEさん。

SNSに氾濫する「投資情報」に惑わされるな!50歳から着実にお金を増やすための「投資信託」の選び方 | ゴールドオンライン
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■投資信託をおすすめする理由

1.少額から投資できること
2.分散投資が容易にできること
3.運用のプロに任せることができること
4.個人ではアクセスできない銘柄や商品に投資できること

・個別の銘柄を自分で研究する必要がない
・ある程度はほったらかしでも大丈夫
・取引手数料が無料もしくは格安で資産形成に取り組むことができる

■投資信託を選ぶ基準

「投資信託説明書」(交付目論見書で以下の内容を確認する。

1.運用方針
・投資対象は株式、債券?
・インデックス、アクティブファンド?
・どのインデックス(株価指数)に連動?

2.コストなどの基本情報
・運用管理費用(信託報酬)
インデックスファンド 0.1~0.2%程度
アクティブファンド 1.0~2.0%程度

純資産額
目安としては50億円以上
資金が安定的に流入しているかどうか

分配金
分配金を出す方針の投資信託は長期的な資産形成には向いていない

信託期間
無期限、一定の期間で区切っているケースもある
無期限であれば長期で投資することを前提にしていると考えられる

まとめ

お金を確実に増やす「投資信託」の選び方についてご紹介をしました。

交付目論見書で以下の内容を確認する
1.運用方針
2.コストなどの基本情報
・信託報酬
・純資産額
・分配金
・信託期間
基本的な内容でした。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の交付目論見書であれば以下のように記述されています。
1.運用方針
S&P500指数に連動するインデックスファンドで為替ヘッジはなし。
2.基本情報
信託報酬 0.0968%/年
純資産額 16,449億円(2022年10月31日時点)
分配金 0円
信託期間 無期限
 
確認事項を追加するとすれば、「決算日」です。決算日以降に1年間の「運用報告書」が公開されますので、この内容をチェックしましょう。
運用報告書には信託報酬以外のコスト(b,c,d)が加算された実際のコストが記載されています。このケースでの実質コストは0.112%だったということです。
信託報酬は0.0968%と記載されていたが、他のコストが大幅に高く実質コストは0.3%だったということもなくはないです。
この辺りをチェックして、この会社は運用が下手なので他の投資信託に乗り換えようなどと判断ができるということです。
記事にもあるように「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」というイベントが毎年開催されているのでこちらを参考にするのもよいです。
おすすめの投資信託ランキング Fund of the Year 2022
投資ブロガーが優れた投資信託を選ぶ「ファンド・オブ・ザ・イヤー2022」が発表されています。資産形成に必要な商品について解説します。

ただし、妄信することなく最終的には自分で考え、自分で判断をしてくださいね。

 

 

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