アジアの各国でのリセッション(景気後退)入りのリスクが高まっています。
ブルームバーグの調査ではインフレによる利上げの影響により、
新型コロナが要因となり経済危機となっているスリランカは85%もの高い確率でリセッションになると予測しています。
日本のリセッション確率は韓国と同じの25%となっています。
マレーシア、ベトナム、タイ、フィリピン、インドネシアなどの東南アジアのリセッション確率は総じて、低いです。
タイは観光国のイメージがあったのですが、タイの食料自給率は2018年のデータで156%と日本の28%と比較し圧倒しています。
食料自給率が高い国がリセッション確率が低くなっているのです。
アジアのリセッション確率は高いようにも思えますが、世界の先進国と比較すると低いことがわかります。(スリランカを除く)
アメリカ 40%程度
欧州 50~55%程度
欧州 50~55%程度
欧州はロシア侵攻による、エネルギー価格の上昇が大きく影響しています。
日本以外の国は景気上昇で給与が上がった上でのインフレですが、日本は景気、給与が上がらずにインフレに突入しています。
つまり、日本だけ既にスタグフレーションになっているのです。
「鼻先にニンジンをぶら下げられてヨロヨロになりながら走っていたのに、結局ニンジンは食べることができずに、目の前にせまってきた悪路を走ることになってしまった」ような状態です。w
こんな状態では、金融引き締めをしてニンジンからより遠ざけてしまうことはできません。
日本だけがこのような特殊な状況であれば、他国に投資をして恵みを分けてもらうしかありませんね。
リセッションになろうとも、他国への投資をコツコツとして数年後に恵みを分けてもらいましょう。
米成長率は更に低くなるとの予想 長期の景気後退になるのか
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不況の影響は広範囲 全ての家庭が景気後退を経験する 乗り越える対策とは
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