米国市場は12月30日が今年最後の相場となりました。
私の投資経験の中でもかなり厳しい1年となりましたが、改めて2022年を振り返ってみます。
2022年の米国市場
米国市場は2022年最後の取引を以下の内容で下げて終えています。
それぞれの指数の2022年とリーマンショックがあった2018年のリターンです。
今年の下げ幅は2018年以来の大きさとなります。
S&P500 -19.4%(2008年 -38.5%)
ナスダック -33.1%(2008年 -40.5%)
2022年1番の投資ニュース
今年1番の投資ニュースは何といっても、NISAが2014年から大きく拡充されることがほぼ決まったことです。
NISA制度が恒久化され年間投資枠が360万円に拡大、1800万円までは非課税で投資が可能になります。
特に若年層の方にとっては、この新NISAを使うことで老後資金問題が解決されるどころか富裕層への道を切り開いてくれることでしょう。
2022年、投資の失敗談
今年は私の投資人生の中でもいろいろと初体験が多く、失敗も多かったです。普段えらそうなことを書いていますが、結構やらかしています。
高値で多くの資金を投入してしまった
2021年まではバブルであると十分に認識していた”つもり”だったのですが、実際はバブルに浮かれていたようです。
本来ならば2021年ぐらいから投資資金をしぼるべきでしたが、実際には投資資金を増やし2022年に株価がピークを付けるまで高値買いをしてしまいました。
原因としては、損益通算で売却をした米国高配当株(MO)のフローを早く補いたいという気持ちがありました。
あせって株を買うと、いいことはありません。
為替に翻弄される
為替については、インデックス投資家として基本的に何もできることはないのですが1年を通してドル円に翻弄されました。
米国株は下落をしていたものの、1ドル150円ほどの急激な円安により11月まではギリギリでプラスリターンを保っていましたが、
ここから1ドル130円ほどの急激な円高とトドメの株価下落によりマイナスリターンへと突き落とされました。
もう少し日本株への分散が必要?
高配当株を買えていない
フロー改善が課題ではあるのですが、日米ともに高配当株が買えていません。米国高配当株は調整していないので仕方がないところがあるのですが、
日本の高配当株についてはもう少しお勉強をしてよいタイミングで買っておきたかったです。
来年の下げ相場?に期待。
操作ミスにより40万円が吹き飛ぶ
アルコール摂取が原因?と思われる操作ミスにより一瞬で40万円が吹き飛びました。吹き飛んだと言うよりは、差値注文を意図しない高値で約定させてしまいました。
お酒を飲みながら操作はしないこと。。。
まとめ
2022年は個人的な内容をまとめてみると改めて為替に振り回された1年だったと実感しました。失敗を書き出してみると初心者レベルですね・・・
株価の下落であれば、ある程度準備ができるのですがドル円が1ヶ月で10円以上動くとかだと、どうしようもありません。
今年の自分に唯一、合格点を付けるとすれば「市場に居続けたこと」ぐらいでしょうか。
新NISAは若年層と比較すると中高年層への効果は薄まりますが、それでも威力があることに変わりはなく、
使わない選択肢はないので詳細については来年に考えていきます。
現在の大枠ではこんな感じです。
このようにボロボロな1年でしたが、ここ数年で投資を始めた方はメンタルがかなりやられている方もいると思います。
しかし、今年の相場に居続けられた方は大きな経験値が身に付いていることは確実であると断言できます。
ここで投資をやめてしまっては、今までの苦労が全て無駄になってしまいますので、来年も苦しい相場が続きますが、共に頑張っていきましょうね。
株式投資の利益は耐えることへの「我慢料」です!
皆さんのおかげで、今年もなんとか生き延びることができました。
ありがとうございました。
コメント