2024年から新NISAが始まりましたが、新NISAはシンプルに使うことしか考えていないので、今回は投資信託を購入している課税口座(特定口座)の使い方について考えてみました。
課税口座の高コスト投資信託を売却
2023年は投資どころではなかったこともあり、旧NISA枠を積み立てる程度でほぼ放置で思考停止していましたが2024年の課税口座(特定口座)の使い方について考えます。
以前も保有している高コスト投信については、ご紹介しているのですが、改めて確認をしてみました。
■NISA口座
年間投資枠の上限360万円分を手持ちの現金で「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を購入。
■特定口座
株価が大きく下がった時(できれば暴落)に以下の投資信託を売却し他の投資信託を購入する。
※タイミングによっては、NISA口座の資金にあてたり、現金比率が低すぎる場合は現金で保有する可能性もあり
売却候補
1.SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン
信託報酬率 0.55% ※eMAXIS Slim S&P500の 5.9倍
評価額 4,775,785
⇒ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を購入
2.iFree S&P500インデックス
信託報酬率 0.198% ※eMAXIS Slim S&P500の 2.1倍
評価額 3,603,390
⇒ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を購入
3.楽天・全米株式インデックス・ファンド
信託報酬率 0.162% ※eMAXIS Slim S&P500の 1.7倍
評価額 5,224,607
⇒ eMAXIS Slim 全米株式 もしくは eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を購入
まとめ
過去に購入した高コスト投資信託を売却して低コスト投資信託を買い直し特定口座を大掃除するイメージですね。
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬率(0.09372%)は現時点では最安ではないので今後、更にコスト差が開く可能性が高いです。
S&P500をインデックスとする投資信託の信託報酬率の比較についてはこちらを参照ください。
株価下落時と書きましたが、いつまでも処分できない可能性があるので特に「SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン」のゴミファンドについては何でもない時に売却する可能性もあります。
購入時はゴミではなかったんですけどね…
3ファンドの税金が引かれる前の評価額を合計すると約1360万円なのでそこそこありますね。
少なくともここから分かるのは、下記の会社が販売している商品は、目論見書などで他社へのコスト対抗引き下げを記述していない限りは、信託報酬を引き下げないということです。
大和アセットマネジメント
楽天投資投信顧問
商品選択の際はこの辺りも十分に考慮して選択することをおすすめします。
iDeCoの口座も対応しなければと思いつつ放置しているので次はiDeCo口座の対策についても考えてみたいと思います。
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