新NISAで外国株に投資することに対して、よく思っていない方がいるようです。
新NISAの投資対象は日本株に制限するべき?
日経新聞さんの記事はこちら。
要点をまとめると。
1月に入って個人投資家は現物株式を第1〜3週に売り越し、第4週からの買い越し額を大きく上回った。
・証券会社が米国株投資ばかり勧めている
・専門家が世界株式指数連動型のファンドがよいと言い回っている
■政府から投資関連政策の説明会合での声
「新NISAは海外投資も税制面で優遇する制度であり、日本の個人金融資産という国富が海外に流出することを促しているのではないか」と参加者が発言。
近年の政府の諸策は、個人が長期的に金融資産を構築するのを支援することが第一義であり、その枠組みのなかでの国境を越えた分散投資は極めて健全だ。
日本株に個人の資金が向かうようにするには、日本企業が収益性の向上や個人向け情報発信の充実などで、投資対象としての魅力を高めることが本筋だろう。
まとめ
今回は「新NISAは個人資産の海外流出を促している?」というお題についてです。
まず、この筆者が言われていることについては、拍手です。パチパチ。
筆者は当たり前のことを言っているだけですが。
この会合で発言をした参加者が誰だか分かりませんが、世の中にこのような考え方の人がいることに驚きます。
「個人の資産運用は日本株のみ」にする法律を作ってもらいたいのでしょうか。
自分が支払っている年金を国が多くの海外株式に投資をして大きく増えている事実について知っているのでしょうか。
それとも国の運用に対しても日本株への集中投資をしろと言いたいのでしょうか。
給与、投資と日本円だけに集中投資することが、どれだけリスクが高いことなのか分かっているのでしょうか。
この言葉を聞く限りは、投資をしたことがない人の発想だと推測できます。
しかし、新NISAが盛り上がっているとは言え、投資をしている方はまだ少数派です。多くの方は、自分がこのようなリスクを抱えて生きていることを理解していません。
新NISA、国の陰謀論なども同じような考え方の人です。もし、自分がそう思っているのであればわざわざ、公の場で発言をしないで新NISAをしなければいいだけです。
そこまでして、お金が欲しい人なんだなと。
お金は人を悪の道へも、引き込む力も持っています。
話がそれてしまいましたが、「選択肢があった時は、周りの人の意見に流されるのではなく、常に自分の頭で考えた上で結論を出す人であり続けたい」と考えています。
あなたはどのように考えますか?
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